◇月 ▼日 No 153 幻想郷で生活しよう 生活リズムのちがいについて


幻想郷と外の世界を行き来するときにちょっと困るのが時差ボケである。 
もっともこれは、旅行とかでいうところの時差ボケとニュアンスが異なる。


まず幻想郷へ行った者は朝の早さに驚くだろう。 仕事の開始が午前7時もあまり珍しくないのである。
なぜなら幻想郷の生活水準は我々で言うところの明治時代程度のもので、アークライトといったものがあっても
町を光に包み込むような照明の類はない。とどのつまり明るいうちに仕事しないといけないのである。
霧雨店の開店はなんと朝の7時半である。 我々のいるところではまだ通勤途中の人が多いのではないだろうか。
下手をすればまだ寝ている人もいる時間だろう。
我々が活動する時間もそれに合わせることになるから、現地の職員の始業時間は朝の6時からである。
その代わり夕方前には仕事が終わる。 そして妖怪相手の仕事をする人に交代するのだ。
妖怪相手の仕事は外の世界より少し遅い程度である。 お昼に出社してそれから仕事だ。


というわけで、幻想郷と外の世界を繋ぐ物流の世界ではしばしば睡魔が最大の敵となる。
列車の中で寝ればよいのだろうが、予め検品しないと命に関わるので寝ている余裕などない。
仕事が終わればへとへと状態になる。 帰ったらすぐに寝てしまうことも少なくない。
可愛い女の子相手の商売でさぞや楽しいだろうと言われることもあるが、実際のところはこんなもんだ。