幻想郷では十六夜月になると、空から色々なものが舞い降りると言われる。
それは物資のときもあれば、人間の場合もある。 先日も米帝の旗が妖精たちによって捕獲されたようだが
すぐに飽きられてしまったようだ。
ではなぜ、十六夜月になるとそのような現象が発生するのか。
実は博麗大結界は月の影響を受け易いメカニズムになっている。 満月の魔力に引き寄せられ結界は拡大したあと
その緊張がふと途切れる瞬間がある。 それが十六夜月なのだ。
途切れた緊張によってふと結界がゆり戻しを始める。 このプロセスで結界は外部のものを歪の中に吸い寄せてしまう。
従って外の世界で神隠しが頻発するのは十六夜月の日が多い。 それ以外の日の場合は概ね人工的なものと考えてよい。
新結界の工事では最終的な仕上げを行う博麗の神主の作業と十六夜月にあわせてスケジュールが組まれる。
十六夜月に行われる代謝活動のタイミングで結界にインフレーションを発生させ、幻想郷の新結界を走らせるのである。
そのとき大量の代謝が行われた結果、幻想郷の中身は転生すると言われるのだが、
スケールが大きすぎてなかなか理解しがたい話である。
実はこのとき多くの妖怪が変化を恐れて疎開すると言われるがそれはそれで別の話だ。