社内での北白河の立場は強い。
雑用が得意でしかも頭が切れるからうちの業務の事務関連は彼女中心に動いている。
事務仕事の世界では、岡崎と北白河の立場が逆転するのが面白い。
天才肌だがずぼらな岡崎はよく必要書類を忘れてしまう。
もっとずぼらな朝倉は伝票を机の中に入れっぱなしにしていて
パイプ椅子で殴られるという事件も起こっている。
そんな北白河とお付き合いしたいと言う新入社員がいて、同じ部署にいる私に色々質問してきた。
どういう男性が好みかとか、好きなものは何かなどと他愛のない質問である。
他人に聞く前にアタックすればいいだろとアドバイスしたら、見事に振られたようだった。
お昼、北白河が珍しく隣にいたので、先の話をすると。何か一つのことに秀でた人間ならともかく、
自分より無能な人間はごめんだぜと苦笑しながら言っていた。
北白河よ。 そんな調子じゃ結婚相手が見つからないぞと心の中でツッコミを入れた。
ふと岡崎の姿をみてもしかして北白河の好みは岡崎のような人物なのかなと思ったりもする。