朝倉は古代魔法使いである。
普通の魔法使いと明確に区別つけているのは、朝倉は妖怪が魔法使いとして振舞っているからである。
霧雨家のご息女やノーレッジ氏、人形遣いのアリスは人間由来の魔法使いであり、根本的に違う。
重要な点は妖怪でありながら、捨食の術を使っていることにある。 隙間妖怪も同様の術を使用することから、
元は長時間の冬眠による栄養不足などを補うために生まれた術ではないかと思われる。
よって隙間妖怪は冬眠前に大量に食物を食べたり水分を取る必要がないのだ。
魔法が出現したのは妖怪たちが月へ攻め入ったときであると言われる。
妖怪たちは破壊活動の傍ら、魔法に関する技術を収奪していたらしい。
それは科学の延長上の魔法だったが、それを幻想郷の技術と融合アレンジを加えたのが
現在幻想郷に流通している魔法の実態である。
魔法使いに多いのは何かの術の代償に体のどこかに疾患をもつ者だ。
ノーレッジ氏は喘息になり、朝倉は視力を犠牲にしている。
もちろん例外もある。 霧雨のご息女やアリスは五体満足にいるようにと
それぞれの身内から契約を受けているらしい。
八卦炉もそもそも、霧雨のご息女が代償を要求するような術を使ったときに、
その負荷を装置に逃がすためにあると言ってもよい。
霧雨のご息女のカルテは、アリスにすべて一任している。
人形芸だけでは生活が困難なため、趣味と実益を兼ねて本人にはとても好評である。
最近提出間隔が早くなりつつあるが、別に霧雨のご息女に身体的異常は見受けられない。 なぜだろう。