▼月 ☆日 No175 年度末バトル


年度末である。 決算対策のため、今日は霧雨店で大売出しとなっている。
少しでも在庫を減らすべく、キャンセル在庫を捨て値で販売するのだが、
幻想郷の住民にはわけのわからない物品に見えることも多い。
早くなくなったのはやはり隙間妖怪のキャンセル在庫であった基礎化粧品で、
化粧品を買うために主婦の行列ができるのだから侮れない。 
妖怪たちも最近はにおいを気にすることが増えたようで、オゾンを発生するカードを売り出したところ
空前の大ヒットとなった。 少女臭にお悩みの妖怪に大人気である。 
人はこれをアンモニア臭と呼ぶ。


妖怪たちの衣服をつくるときに余った生地を売り出したところ、結構好評だった。
実用のためとも思ったが、なにか様子のおかしいひともいて、誰々ちゃんの服だとかわけのわからないことを
うわごとの様に言っている。 幻想郷にもマニアはいるようだ。


夜になると妖怪たちが買い物にやってくる。化粧品はやっぱり人気の品だが、香水の販売実績が高い。
衣服を数着しか持っていないため衣服が臭うらしい。
特に中身が獣系は厳しい。
もっとも臭いがひどいのはやはり紅魔館の連中だろう。 この辺は所詮ヨーロッパ系なので仕方がない。


余った在庫はどうなるか?
大抵は香霖いきとなる。 最近香霖堂のバッタ屋指数が急上昇しているような気がするが気のせいである。