□月 ◆日  No197 最後に物を言うのは実弾です

会社に与党である民自党の後援会の人間がやってくる。
うちの会社も民自党に政治資金を提供しており、時折後援会主催のパーティの招待状なんかが
会社に届いている。 ボスは仕方なしに出席しているようだが、
朝倉や北白河はセクハラだらけの立食パーティが大嫌いらしい。
もっとも朝倉は脂ぎったおっさんが嫌なだけだろう。
割とその辺の度胸がある岡崎が護衛がてら同席することが多いようだ。

わが社が応援している候補は割りと無難な政治家であり、へんな言い方をすれば無害と思われている空気のような人物である。
その存在がうちの会社の行動の隠れ蓑にもなっている。
もちろん落選したときの保険もかけてあるのだが、今回の選挙も無難に進むようでとりあえず一安心というところだろう。
暗黙のルールとして組織票の案内もあるのだが強制ではないので別になんとも思わない。

選挙において重要な要素はやはり金だろう。 
最後の実弾攻撃を仕掛けるにしてもやはりお金がなくてはどうしようもない。
実は妖怪たちの資金が政局にかなりの影響を与えているらしい。
妖怪たちは選挙権がなくとも問題がないのだ。