◇月 ■日  No198 妖怪の衣服をさがせ

                    
                               
いつも戦闘やら雑用やらで白玉楼のお庭番の服装はすぐに痛んでしまう。
実はこの衣服が、京都大学付属中学の制服だったことを今更ながら知った。
何故か? 実は今年この制服がモデルチェンジしてしまったせいで問屋からの納品がなかったからである。
古い制服を譲ってもらうわけにもいかず、かといって遅延が生じたら剣で斬られかねないため
必死になって制服のありかを探す羽目になった。
まずこの制服を作っている縫製業者に問い合わせたが新しい制服しか作っていないということで没である。
古着を販売している店から制服を見つけたがサイズは合わないし第一使い込んでいていて色あせている。
納品にはとても使えない。


途方にくれていると魂魄が制服のありそうな店ならあると言ってきた。 マニア向けの店である。
もはや羞恥心など関係ない。 命あってのなんとやらだ。
何店かまわりようやく二着入手することに成功した。
一着を直ちに分解して、縫製屋に型紙を取ってもらう。 これでまずは一安心だろう。
念のためブレザー兎の衣服もスペアを確保することにした。 先手必勝怪我一生である。
最近うちの会社の女子社員の見る目が冷たくなった気がするが
北白河もボスもくすくすと笑うばかりである。