▼月 □日  No208 軍事教練


冴月による軍事教練。
訓練はかなりきついが、社員教育の一環として実施されている。
他の会社でもセミナーなどを使って社員教育をしているところもあるそうで、
うちの会社はそれを自前でやっていると思えばよい。


妖怪とやりあうために必要な武器はライフルらしい。
一般的にスペルカードで発生する弾幕の有効射程距離は70メートルくらいと言われており、
その射程外である100メートル先から攻撃できれば問題はないとのこと。
理屈では判るのだが、無理です先生。
妖怪は人間の力なら薬を用いて防ぐ震えを考慮しなくて良いらしい。 
また発射してもその反動を全身の筋力で受け止めることもできるので、訓練しだいでは連続発射も不可能ではない。


ただ、相手が銃などを持っている場合においてもライフル銃での自衛は基本中の基本となる。
米帝で発生した同時多発テロでは、火事場泥棒対策としてライフル銃が実際に売れたらしい。
会員制の販売店ではライフルを買い求める家族が列を作ると言う異常事態も見られたそうだ。
また、ライフル銃は弾丸が切れてもそれ自体を鈍器として用いることができるので扱いやすい。


できるならばこんな武器に頼らないで仕事をしたいものではあるが
弾幕に巻き込まれたときの隠れ方など、命に直結する訓練だけにみな真剣そのものである。