紅魔館の門番である紅美鈴。 冴月のレポートによると外の世界でも即実戦に耐えうる
高いポテンシャルを持っている。
特に脚力の高さは驚異的であり、100メートルを9秒フラットで走破した記録がある。
陸上トラックではなく、障害物のある地面で、さらに空気抵抗を大きくするような頭髪があってこの数字である。
そんな高い能力を持つ彼女が自分の身体能力を制御するために、太極拳を学んでいるのは有名な話である。
高い筋力を持つ妖怪では、体勢が安定しない問題を抱えている者が少なくない。
ヴァンパイアのお嬢様の格闘スタイルが飛び跳ねるものであるのは、筋力を持て余しているためと言われる。
この現象は米帝の宇宙飛行士が引力の少ない月に着陸した際、まるで兎が跳ねるような動きを
せざるをえなくなったことからもよくわかる。
だが美鈴氏の動きはしなやかであるが実はしっかりしていて、地に足が着いた動きをしている。
これこそが修行の賜物なのだ。
そんな美鈴氏の行動を観察したレポートでは一日の大半を丹を練ることに費やしていることが判る。
映像を見る限り殆ど動きはないが、やったあとは物凄い疲労に襲われるという。
また驚異的なタフネスであり本来なら弾幕でも彼女に直接ダメージを与えるのも難しい、
それでも被弾した演出をするのは、ルールに従っているだけに過ぎない。
また、下手に力を使わないように精神修行も行っているから、彼女の行動は常に理性的である。
そのことが評価されボスは未だに美鈴氏引抜を諦めていないようだ。
冴月を通してせめてうちの会社の軍事教練の教官としてアルバイトに来てほしいと頼んでいるらしい。
その給与は紅魔館のときの数倍と言われるが彼女がうんと言ったためしはない。
ボスいわく彼女を引き抜くために数百年は待つ所存だそうだ。