幻想郷におりますと、死生観が軽くぶっ飛びます。ここでは割りと死後の世界も垣間見ることができるので
死に対する恐怖感もへったくれもないんですね。
本来、死というのは自分の知識とか、記憶とかが色々失われた所謂睡眠状態と同じ状態と
言うべきなのでしょうが、どういうわけか八雲商事のメンツはやられた後
中有の道で回収されるのですね。
西蔵仏教で「ポア」という言葉が有るのですが所謂、魂の座に人間の意識を移動するという奴ですね。
それが正常に行われればいいのですが、八雲商事の連中はこの意識を移動するタイミングに何か
干渉を受けて居るみたいです。会社を辞めればこの干渉現象はなくなるというのですが、
黄昏酒場の人達は干渉現象をそのままに設定しているという話も聞いているので
この会社に在籍したら起こる呪いだとか、クレジットとか言われてます。
コインいっこいれる って奴です。
幽霊の状態になりますと多くの場合動物に近い状態になります。殆どの記憶は失われて、実体が
殆ど無くなります。これは幽霊どうしでコミュニケーションを取れないからと言われています。
コミュニケーションが取れず満足な感覚も得られなければ人間は心を閉ざし 自らを殺すからだと
言われています。 中には恨みなどが残る場合もあります。
コミュニケーションがとれないのは器官がないから当然と言えます。
魔法使いなどで死者と連絡が取れるエンコーダーを持ってる人ならそれなりの会話も出来ます。
この場合、会話を繰り返していると魂の意味消失もかなり緩和されるみたいです。
犯罪捜査にも利用されることがあるとのことですね。
仙人様(判断保留中 最近肩こりが悩み)とか3馬鹿にそれでは仙人とあまり変わらないと指摘
されましたが正直な話、人工仙人という奴なのであまり有り難みがわきません。
というわけで、死後の世界を知っていても結局死に対する恐怖はあまり変わっていないのが実情です。
みんな同じようになるのにね。