□月 ●日  No2143 中途半端


河童と大激論 自称現人神一味がパープリン過ぎるという話である。
そんなこと以前からそうだろうがとか、そもそもパーじゃなければ顕界で覇権握ってそれはそれで碌でもないことに
なるのではないかとか色々思うところはある。
問題はこうだ。地底に用意しているあのでかい発電所発電所がある分にはべつにいい。一応周波数は地底の標準周波数に
合わせてありその点はなんとかなる。


しかし、配電網が完全に丸投げなのだ。
発電所を作っても電気が行きわたらないのは承知の通りだろう。
また一定距離ごとには変電所を作る必要もある。
変電所を作るには環境アセスが必要になる。幻想郷の住民のうち変電所を作ることで起こる電磁波などの影響を
どのように評価するか考えないといけない。 幻想郷の電化が阻害されているのはひとえに配電網の問題である。
現状で発電所は十分足りているのだ。


幻想郷であっても配電方法は顕界とあまり変わらない。直流電気ではあちこちに発電所を作らないとだめで
しかもコードも大量に必要になる。常時物資不足の幻想郷に使うのは難しいという実情がある。
そこで、基本ルールを破ることになるが顕界と同じ配電網を移植することになったのである。


ところが、その辺の説明を自称現人神に説明してもちんぷんかんぷんだという。
確かにインフラ周りの思考を彼女に求めるのは酷なような気がするが
さすがに発電所だけおいてはい、知りませんよではあまりに無責任だ。


そんなわけで、配線関係とかの工事を依頼してもらい、電気使用に金とれというようになったという次第である。
顕界のしなじなを移植するのは色々どうかと思うがこれも仕方ないところだろう。


このように元だけ作って配るのを考えないアホは顕界にも数多くいるので
色々頭が痛い。 どうせ言う方は自分だけ良ければいいのだろうなあと思う。
だから結局信仰が萃まらないと言っても言い過ぎじゃないと思っている。