□月 ●日  No2220 相次ぐ災害


幻想郷と言っても天災から解放されるのは不可能でありまして、膨大なエネルギーの前には
人間の住居やインフラなどは毎度ひとたまりもないわけであります。
幻想郷に住む妖怪たちの中には顕界のほうがマシなのではという意見も散見されますが、


ぶっちゃけリスクはあまり変わらないと思います。 しいて言うなら建造物やインフラなどは
顕界のほうが堅牢であるといったところでしょうか。
一方で幻想郷のほうが地磁気の乱れなど動物たちでしか反応できないような異変も察知することが
できるので実は備えることができるのは幻想郷のほうともいえます。


この手の災害が起こった場合、どのように対処するのか特に治安の崩壊と救援物資の移送が
大問題となります。 幻想郷の物質運搬インフラは貧弱なので、その手のラインが壊れると
一気に飢餓状態に陥ってもおかしくありません。
顕界でも食べ物の不足に陥ることがあるくらいなので、当然幻想郷では相当ひどいことになります。


治安が崩壊して一番怖いのはその場限りを楽しく過ごせばよいという思想が蔓延することでありまして
安定した収益や安定した生活を確保すれば、実は未来からお金を前借するという芸当も可能になるので
すがこれができなくなると割とその後が困窮します。


奇跡を使うって手もありますがこれも実はあまりよろしくなく、エネルギーが放出されて
問題が起こったのに、また既存に戻せばまた問題が起こるなんてことがあります。
完全に既存に戻すことは不可能だと思わないといけません。


それでもなんとかしないといけないんですけどね。