□月 ●日  No2499 幻想郷の飛行訓練をシミュレートする SA-NAE V3を体験してみたぞ


幻想郷の少女は空を飛びますが空を飛ぶのはやはりとても大変だと言う話。
先日、うちの会社で空を飛ぶ人のためのシミュレーターが出てましてそのうえで
空を飛ぶための動きをシミュレーターでやるとその通りに空が飛べると言う
代物であります。


モニターが前と足元にあるのが面白い傾向です。
足元の画像はたぶん幻想郷の空撮写真をそのまま貼っているような
感じだと思うと面白いです。


そんなわけで試してみたのですが、
姿勢の制御ができません。博麗の巫女がふだんあの姿で飛んでいるのは
ある意味脅威と言えます。姿勢を制御するときは両手両足を開いて
ムササビのような恰好をしたほうが効率がいいというので
その通りにすると確かにそれなりに安定します。
これでは弾幕戦には向きませんから弾幕戦がいかに高等技術か
わかるってものです。


笑えるのが事故のシチュエーションで、自動車教習の
シミュレーションと同じように様々なトラブルに出くわすように
出来ています。たとえば高速飛行する天狗と衝突するとか
ダウンバーストに嵌って高度が落ちるとかです。
妖怪たちがあまり低高度は飛ばない理由がここなんだと思って色々納得します。


シミュレーションモードと別にリアルモードという現実に近い
モードもあって、こちらはスキーのボーゲンのように
のっそりのっそりと空を飛ぶという酷い代物です。
最初にやったシミュレーションで慣れると遅いような
気がするのですが、実際には姿勢制御のための疲労
少な目のようです。


とかくちょっとした衝撃で体がぐるぐる回転したりするので
ちょっとした無重力みたいなものと言えそうです。
ちなみに昔は空を飛ぶ訓練のために飛行機を急降下させて
疑似無重量を体験させて訓練するということもやっていたと
言う話です。


終わったから体全体がいたくなりました。
要らぬところで力が入るからだと言われましたが
個人的は当分ごめんです。