謎が多い妖怪 冴月
彼女が使う風符と呼ばれるスペルカードは
初期型としてテストされていた代物でありまして
最終的にはあの自称現人神に運用されている。
そもそも当時のスペルカードはとんでもなく不安定で
使える妖怪がかなり限られていた。
紅魔館のメンツをよくみてみよう。
いくら死んでも平気な妖精
出力漏れをある程度処理可能な魔法使い
出力漏れに力づくで対処可能なメイド
出力漏れでも体力でカバーできる門番
物理攻撃が効きにくい闇妖怪
いざとなったら、システムフックできる吸血鬼
とまあカードが不安定でも運用できる奴らばかり
結局のところ彼女たちがいなかったらたぶん
カードルールってできなかっただろうし
それによって得られた収入は館運営に
かなり役立っていたりする。
思えばあの異変は、いわゆるカードシステムの
実験場だったんだなと思うこの頃である。