幻想郷で常時問題となるのが排水リスクであります。
山間の盆地であることが理由ですが、下手に水を排出すると、今度は水不足が待っているので
保水力の確保は必須となります。
地下に一部排水する方法もありまして、こちらは首都の排水システムのベースになるくらい
完成度が高い仕組みとなっております。
大雨が降ったらそこに水をためて、いざとなったら別の領域で使用するって形です。
そして山の中に一定の保水を維持することも可能です。
幻想郷で地下保水を極端に行いますと、地底が弱くなることが知られています。
水はなんだかんだ言っても浸透し、地底岩盤を削るのである意味危険です。
なので、地底が成り立つためには水路を確実に確保し、
保守することが必要というわけです。
このへんは結構現代的というか、幻想的にできない部分でありまして
ローハイミックスの事例として広く知られています。