八雲商事は当初、官営の会社であったが、
鉄道の慢性赤字の名のもとに、同時に民営化したという経緯がある。
八雲商事自体は妖怪変化に物資を運ぶという性質上
万年赤字であり常にスポンサーが必要な状態にある。
霊能局と妙に仲が良いのは官営時代からの人材交流があったためと
言われるが、言っちまえば万が一の場合は
人材を融通しあう間柄だったって話である。
なので装備品がどうしても金がかけられないのは
当然のことである。 通常兵器に金をかけられない以上は
戦車のように選択と集中をかますか
それともソフトウェア技術に資金を投入して行く方向になる。
スペカなどはそのソフトウェア周りの技術であり
専用端末などは汎用SoCを駆使した代物出ることが多い。
月面からの技術提供が増えてからは手伝う
一般企業の数も増えているが だいたいそんなものだ。
まあだからっちゃあないが 今も古い列車で頑張っているわけだよ。