共産圏にある妖怪変化はだいたい駆逐されるというのが
一般的な認識でありますが、実際問題としては
そんなことはありはしませんでした。
むしろ現実に生きる妖怪たちは誰よりも現実主義であり
実際には、共産主義ととても相性が良いものです。
ゆえに、当初は紅魔館の門番すらどこかのスパイだと思われて色々警戒されました。
だからあの娘は来るタイミング的に共産国になる前だから
問題ないんだがなと。
むしろ彼女の場合は共産主義は妖怪排斥のデマに踊らされた口です。
実際には逆さまだったことは既に知られています。
そのため、幻想世界にゾンビをもっていくのすら
難儀したくらいですよ。
そんなわけで共産国と言われていますが、彼らの実利主義は
結構見習いたいところはあります。
思想は相いれませんが、幻想郷維持には結構役に立つノウハウという
二律背反ぶりです。
まあ速攻共産党とコネを作った妖怪変化がいるというのも大きいでしょうけど。