ここ最近幻想郷は極端な健康寿命の増大に見舞われている。
ただし寿命はいかんともしがたいらしく、一気に症状が進んで
急死するというパターンが増えているようだ。これは救急救命関連が弱いためで
無理して外科手術するよりも運命に任せることが多いためだと言われる。
結果的にぎりぎりまで健康、労働できて、突然死の割合が
とても多い。その辺は妖怪変化の仕業ということにして
多少は彼らのメンツは保たれるらしい。
その気になれば寿命は増えるが、所得に応じて寿命が増える事態は
防ぎたいところ。中にはそういうところで人間でありながら
妖怪になってしまっている連中は何名か出てしまっているようだ。
義手義足の類は明らかに幻想郷の優れていることが多い
四肢切断はどうしても回避できない事故のためである。
そこから何かしらの方法で義手義足が作られるのだが
こいつがかなり精巧で本物と見分けがつかないことが増えている。
この辺は月面の技術導入のせいかもしれないが
やっぱり人間やめることになるので、多用は禁物である。
まあ、いつでもだれでもってことはないので 色々大変であるが。