□月 ●日 No4453 建設省
お役所が妖怪変化に対抗できないのはおかしいのではないかという
話を聞くことがあります。なぜ妖怪変化が建築基準法を学んで
法的に正しい偽装をしないといけないのかって誰もがおかしいと思うでしょう。
建設省の皆さんといえば、霊能局とは全く違う対妖怪のノウハウをもった
組織であります。一見すると関係がないように見えますが
顕界ではその昔、地上げのために建物型妖怪と結託した反社団体が
大暴れしたことがありました。
彼らに対抗すべく、建設省のみなさんは独自にノウハウを蓄積
神社仏閣の復元を通じて、彼らに対抗する術を身に着けたのです。
そこでなんで霊能局に頼らないかって思うでしょうが
あいつらは、まず宮内省で縦割り行政の中では基本触りたくない組織です。
できればかかわりあいたくありません。。
それが彼らの独立性を担保しているので誰も文句をいうこともできません。
困ったことに、彼らを動かすのは公安を動かすようなものなんです。
しかもあいつらは武力持ちなので、どちらかというと
相手を制圧するのが目的です。 こんなのに関わり合いになるくらいなら
自前でどうにかしたいのが人情です。
そんなわけで彼らを黙らせるノウハウをもって土地由来の妖怪変化を
立ち退きや移動が容易になったのです。ぶっちゃけ、これがあったから
顕界での土地開発が可能になったともいえます。
とりあえず今日はここまで。