□月 ●日  No4506 記憶処理

 最近うちの列車を撮影しようとする好事家がいるそうです。
 なんというか、うちの列車撮影してもなにもないというか
 普通から見たら普通の貨物列車にしかみえないのに
 と思っていましたが、確実に狙っている感もあるので
 本人に話を聞いてみると、なんか珍しい、普通のダイヤで
 表示されないレアな列車という評価をされており
 それはそれでやばいって話になりました。
 特に撮影を邪魔するとなると、途端に狂暴化するらしいという
 話を聞いたので今回はそこまではやらないことに。

 女性陣で脅すプランもありましたが、これは現在禁止となっています。
 手段が目的に転化したケースもあるからです。
 もっとも、その人は色々と有能だったのでうちの社員になっている
 そうですがね。

 んで今回の対応ですが、うちの取引先に記憶処理をするってやつが
 あるんですよね。 それを試す話になりました。
 まあある程度安全が確保されているというエビデンスがあるから
 できることなんですが、月面仕様の記憶処理剤ではなく
 顕界仕様としているのは何かあってもそこで止まるから
 というわけですね。 ひっどいですね。

 まあちょっとした記憶処理は完了しましたが、あくまで
 うちのまでのルートを忘れる程度にとどめております。
 まあ写真のGPSから撮影場所を再特定することもできますが
 そのころにはここで走ってないから大丈夫でしょう。