□月 ●日  No4575 死亡率

 博麗の巫女というのはぶっちゃけこれまであまり長生きできているとは
 言い難い存在でした。これは顕界にスペアがいるっていうだけで
 だいたいお察しだと思います。とにかく、大人になるまでも時間がかかるし
 第一、そこまで行くのに事故で死ぬ。

 妖怪退治は危険なのだが妖怪退治よりも事故率が高い。
 空から落ちたら確実に引退だし、良くて命をつなぐことが出来るかもしれないが
 まあ数か月持てばいいほう。
 これは魔法使いも同様で、まあなるといったら確実に私自殺しますって
 言っているようなもんです。

 スペルカードだって事故率が低くなったが、ぶっちゃけ自分に当たって
 死ぬ時があるわけです。 だから博麗の巫女ってスペルカードを明示的に
 利用するまでは前方発射に重点を置いていたっていう事実があるわけです。
 スペルカードがどれだけ事故率を押し下げたかってって話は
 何度かしていますが、とにかく自爆が多いっていうことは理解したほうがよいと。

 まああれです、今は事故率を減らす技術、いうなれば理論から入って
 実験は最終確認にすることへの移行は博麗の巫女の安全性を大きく向上出来たってことです。
 まあそれで色々問題も起こり始めているんですけどね。