■月 ●日  No4816

 現代におけるスペルカード開発はとても高度化しています。
 幻想郷で運用されるスペルカードよりも顕界で開発される
 スペルカードのほうが全般的にえげつない代物となっております。
 顕界で運用するスペルカードはもはやほとんど弾幕を発射しません。
 どちらかというと収納装置としてのスペルカードとして
 利用する流れとなっているわけです。

 ここで冴月が使用しているスペルカードを見てみましょう。
 彼女が使用するスペルカードは対物ライフルの部品を
 自分の周りに落として弾幕展開時間内に組み立てて使用してから
 破棄するって代物です。
 
 破棄すると弾幕は実態を失うので、はい、そこの聡明なあなた
 もうお分かりですね。武器を処分する必要なければ
 拿捕される心配もないのです。
 実にひっどい話です。
 
 さて、顕界のスペルカードを実際に運用する場合は
 アホみたいに電力を消費します。使用すると端末が高温になります。
 まあヴィヴィットに内蔵されないって時点でお察しってことです。
 まあ幻想郷と違って顕界のスペルカードはかなり変なものが多いってことで次回。