■月 ●日  No4821

 問題は英国の諜報員の一部もスペルカードを使用することだと
 米帝のエージェントは言った。
 あっちの国のスペルカードはおおよそ機能的とは言い難い。
 ほとんどロマンに塊であり、紅茶をキメた英国面をもろに
 反映するクソカードばかりである。
 
 ひどいやつのなかにドラム型弾幕があるのだが、
 こいつは空中を移動しているくせにまっすぐ移動しない。
 場合によっては戻ってくる場合がある。
 腹が立つことにそれなりに威力はある。

 英国面のスペルカードはだいたいろくでもない。
 冴月のスペルカード運用を見せたらカルチャーショックを受ける
 程度にはどうしようもない。
 冴月のスペルカードも実は大概で、スマートキーをハッキングする
 専用スペルカードとか、色々アレである。

 なのにあいつらときたらなんでも火力全振りである。
 紅魔事変から何も学ばなかったのかてめえら。
 もとはと言えばお前らがまいた種だろうがと思ったが
 
 そりゃこんな状態だから幻想郷に行ったんだなと最近では
 ちょっと納得している。結論 だめだこれは。