■月 ●日  No4828

 昨日の続き。
 とにかく、こいつの問題は住所がないことなので、
 住所を得るための方法が必要なわけです。
 小兎姫がこちらを頼るのは実はとても理にかなっています。
 住む場所を確保すれば、彼らも何とか生活できるのですね。

 小兎姫たちの職場は紹介してもらえないかだって?
 うーん、たしかにね、美人ではありますし、
 餌付けされて完全にメロメロになっているのはわかるんですがね
 本当のこと言うと確実に殺されるから、彼女の仕事は資格が
 いるから大変ですよって教えたら、勉強して覚えたいって
 いうんですよね。
 どうしましょうね。二の腕が実は固いとかそっち言った方が
 いいですかね。

 んで私も疑われたんですがね、彼女のなんでしょうって
 そりゃねあこがれるのはわかりますが、とりあえず
 自衛軍の人ですよってところで落ち着きました。
 道理でって納得してもらったのが救いですが、
 まあ大体間違ってないでしょ。

 というわけでしばらく青年を家においておきまして、
 対応を協議することにしました。とりあえず朝倉と
 明羅女史という見るからに地雷からは死守しましょうって
 ことで周辺メンツと意見統一したところで本日に至ります。