■月 ●日  No4873

 スペルカードは多くの場合、APIの下に作られたインターフェースで弾幕デザインを
 しているのですが、中には特殊な形態のカードもあります。
 例えば博麗の巫女たちが使用しているカードは常駐型と呼ばれ、常時ショットの形で
 弾幕を生成し続けます。 

 その中でも特に特殊と言われるののなかに冴月さんのカードがあります。

 冴月さんのもってるカードの多くは武装カードであり、弾幕を発射するカードは
 1種類しかないらしいです。まあその一つがクソなんですがね。
 どれくらい厄介かといったら、弾幕密度は決して多くないが、効果時間が
 とんでもなく長いのです。 はい、防御主体スペルカードの極北と呼ばれる
 「零符 セブンフォース」です。

 一枚のカード内に7枚のスペルカードをマトリョーシカ
 ように積層した朝倉さんが普通にエミュレートできないスペルカードの一つです。
 アーキテクトが開発したスペルカードのうちアブソリュートアセンブラで生成された
 スペルカードであり、実行時間は脅威の21分です。

 

 ほぼ確実に戦場から離脱可能な代物であるってことがわかるでしょう。
 しかもこいつの弾幕サイズが特殊で、殆ど物体を移動します。 
 というか物体がでかすぎてほとんど弾幕がないともいえます。

 いわば敵幕です。これをあたかも一匹の生物のように組み合わせてオモチャの生物みたいに動かします。
  
 まあ普通にエミュレートしない理由は、実行時間が長すぎて、解析が面倒だったり
 クソ時間がかかったりもあります。しかし、たぶんこっちが一番の理由ですが
 デザインがクソダサい。そうで、みたら確実に死が訪れそうなのでこの辺で。