■月 ●日  No5061

 たまにめんどくさい案件があるのですが、今回の案件は
 学校のクラス丸ごと幻想郷に入りました案件。
 子供だからマジで制御不能だし、たぶん途中でトイレでもめる。
 子供たちはキャンプ装備をしているものの一晩しか対応できない
 装備しかしていないから、全力支援確定。
 
 小柄な先生(好み)が電話が通じないというのでうちの会社の
 携帯電話を貸して普通に通話してもらう。
 大体うちの端末を使った時点で捜索隊は何かを察してくれるはずである。
 まあ帰りが一日遅れる程度である。

 さて、この場合どうするかというと、列車ではなく高速バスを
 投入することに高速と言っても顕界基準ではクソ鈍足である。
 さっさと生徒たちをバスに突っ込み移動開始。
 電池ないかという生徒たちや勝手に移動している子供たちを
 点呼して確認。多分大丈夫だろ。

 このような事故はたまにあるのだが、妖怪変化とエンカウントしない限り
 基本的にちょっと変なところにたどり着いただけである。
 電話が通じにくいが、うちの端末なら通じるので、みんな騙される。
 こんなところでGPS開いて、どこかわからんってやられたらかなわんわ。

 あークッソ疲れた。