■月 ●日 No5078
幻想郷内部に所謂自分の持ち家を作っている人は結構おります。
民家に偽装しておくとたまに変な人間やら妖怪が勝手に住み着いて
それはそれで問題です。かといって罠だらけにするとかなり危ないので
定期的に帰宅して様子を見る必要があります。
もっともこれらセーフハウスに仮に侵入者が入ったとしても
彼らの知識レベルではここのセキュリティは突破できないでしょう。
あくまで外観だけ普通の家の振りをしているだけで、
現地住民も天狗が住んでいるから近寄るなって言っております。
つまりここに入ってくるのは大体、幻想郷から迷い込んだ普通の人
命知らずの妖精ども。犯罪者ってことになります。いずれも排除対象です。
セーフハウスに入っている人がいた場合は先ずは手配書チェックになります。
最近は便利です。機械的に調べて大体わかってしまう。
姿かたちを変えられてもこれで概ねわかるわけです。
で、アタリを引いたらどうするかっていうと。
博麗の巫女に連絡を取るのです。するとすぐにすっ飛んできます。
マジですっ飛んできます。相手がやばいと思った時には遅いです。
ガワの建物ごと吹っ飛ばします。まあ必要経費です。
なんで博麗の巫女がすっ飛んでくるって?
そりゃ、金払っているからですよ。金払いがいいおっさんとしか思ってないですよ
連中。