■月 ●日 No5208
朝倉さんが行使できるスペルカードの最高傑作のひとつが、仮設住戸を作る
スペルカードです。一回の発動でなんと10件の仮設住戸を設置できます。
なお一回設置したら最後の使い捨てスペルカードです。
仮設住戸は広さはなんと9坪、スペルカード名はNO32となっており、
専門に設計された建物の模様。というかシャレオツすぎる。
スペルカードの利用には地盤調査や各種インフラとの接続問題があるが
NO32スペルカードは合併処理浄化槽までワンセットであり、ガスはLPGを
採用している。実在する建築物をスペルカード展開したもののため
構造設計も完璧。
ただし、あくまで仮設住戸のためか地震災害時用の緊急機能が
優先されているので、特に冷暖房効率が悲惨ではある。
だが、大災害に見舞われたらここにいればとりあえず文化的な
生活が出来そうではある。
さてこのNO32、試しに月面で建ててみたところ、すぐに壁にひびが入ってしまい。
あえなく解体処分になった。地震だらけの月面では免震構造が必須になるみたいで
支承ゴム系免震構造の実験が現代も行われているらしい。
ちなみに地震被害に対抗するため月面では定期的に魔術をかけていたそうで
支承ゴム工法が今後の主流になるかみんなで見守っているらしい。