■月 ●日  No5238

 第三勢力の脅威もある程度目途が立ちつつあるが、幾つか問題が起こっている。
 当社の監視体制が外部に向きすぎており、幻想郷内部の監視体制がかなり
 壊滅的だ。なんか良からぬことを考えている連中まで現れており引き締めが必要だろう。
 式神ではない狐たちも活動しだしているので、何か面白いことが起こりそうである。
 
 顕界から侵入してきた連中は概ね拘置所に入ってもらった。
 中には妖怪変化まで入ってきていて、そいつらは解放したとかなんとか。
 何かしでかせば博麗の巫女が退治するであろう。
 それにしても大分酷いことをするなと思っている。そうまでして幻想郷の
 資源や権益が欲しいのかと思ってしまう。まあ、隠しすぎってところもあるし
 もし仮に幻想郷を顕界で養うことになろうものなら、その莫大な費用で
 顕界にほぼ確実に暴動がおこると思う。
 妖怪たちは幻想郷でおとなしくしてほしいというのが本音である。

 第三勢力のせいで、顕界でも結構な異変が起こっていて、
 かといって中に捕えているものを解体した日には、どういう災害が起こるか
 わかったものではないのである。
 よくもまあこんな代物を集めているんだとあきれ返っている。
 もちろん危険なものは、結局、処理になるんだろうなと思う。
 部分的に見逃す者も現れそうである。 さっさと解決してほしいものです。

 

 

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