■月 ●日  No5283 初のまとも勝利

 さてさて、制圧の方法です。
 お札を使うとか、儀式をするってイメージがありますね。
 実際は物理で殴る。 以上っ。

 さて、小兎姫さんが戦っている間に私もやるべきことをやりましょうね。
 物理は多少効いているようなので、こちらも物理攻撃を要請。
 戦闘をモニタリングしている北白河から届いた武器は、7.7ミリの軽機関銃
 クロークカードを顕界で動かすのもすごいけど、地面設置はこっちのお仕事。
 下穴開けて、接着剤流して、その上からボルトを打ち込む簡単なお仕事。

 一応曰く付き。威力は豆鉄砲だが人間相手なら、標的をミンチにするのも容易だ。
 そしてこいつの弾には数発に一発キルリアン振動弾が入っている。
 当たれば効果があるのだ。当たればだけど。

 なんで全弾はいってないかって?
 そりゃあーた高いし、喰らってもダメージが通らないと思って
 強気になっているところにダメージが通るからだよ。

 小兎姫を後方に退避させて数先発程度にぶち込んでおく。
 振動は酷いし、これ以上のサイズは人間が扱えない。
 というか設置型であり、ぎっちり固定してこれよ。
 
 これでも十分相手をひるませることができるのだが、
 後ろから壁を撃ちすぎ修理費どうするのって突っ込まれてへこむ
 ええ、どうせ素人に毛が生えた程度しか運用できませんよ。

 だいたいですね、色々経験させるからって、荒事に一般人に
 毛が生えた人間をぶちこむのがおかしいんですって、
 弾丸が切れた時点でノゾミガタタレタワー状態なので
 さっさと後方退避。

 あとは隠れて弱った相手を叩きのめしてゲームセット。
 被害額のほうが多くなり、請求はこっちにいくってさ。
 まあ、RC造だから出来た戦い方でしたって話。  

 もういやだ。