■月 ●日  No5314

 いくら幻想郷が高地で、比較的気温が低いといっても、
 このところの35度前後の猛暑はかなりこたえます。
 妖怪の中には外観を変化させることが困難なため、速攻地下やら
 涼しい場所に逃げ込みます。というか炎天下の外で活動できるのが
 ほぼ人間と言うなんというか、うんなんだかなあと言う流れ。

 高温に強い妖怪もいるにはいるんですが、それにも限度ってのがあります。
 鬼とかは比較的高温に強いですが、高湿度もセットになると
 さすがに活動が困難です。地獄で窯ゆでとかやってるだろって指摘もありますが
 あれ、周囲が意外と低温で窯の近くにいたほうがぬくいから
 やってるだけなんです。何が悲しゅうて高温の地上に出るんだと。

 おい、そこの死神、地上のほうがよっぽど地獄だなんていうな
 ボケが! ほら、閻魔様なんか涼しい顔に、あっ、あいつ
 体を部分的に石化して熱伝導率調整してやがった。
 あっでもこれだと熱容量も上がるから。

 まあ熱いって話ですよ。
 エアコン効いてるうちの施設に事情を知ってる妖怪がたむろしているのが
 今であります。このときばかりは博麗神社より人口密度が多いのです。