■月 ●日 No5525
みんなおばんですまな板やで。今日は自分語りをするよ。
霊能局っていうのは言っちまうと国の機関や。一応身分的には警察扱いと、
普通の公務員でわかれているんや。
荒事ができるやつは警察扱いされているんや。警察手帳もあって
一応身分的にはキャリア扱いになるんや。そして一応警察本部扱いで活動できるんや。
これをやらないと怪異の犯行の案件がしばしば普通の事故死になってしまうんや。
あとは知らん所轄が勝手に突っ込んで二次災害が起こるのを防ぐのも
仕事の一環や。昔と違って現代じゃ監視カメラが多く設置されているから
我々よりもだいたい動画サイトで怪異が映ることもあるんやが
最近は防犯カメラが設置している場所には怪異が映らんことが多いな。
世知辛い世の中やで。
一つ納得いかんのが年金や。実は妖怪は年金で給料天引きされるのに
お金が直接支給されないんや。もちろんきちんとタネはあってな。
社会的な現象で自分が存在を維持できなくなった場合に、きちんと回収して
幻想郷に届けることを保証する費用になっているわけや。
ちょっと大損しているような気がするんやが。そんなもんなんや。
結局人間も妖怪も税金払えばみな市民や。