■月 ●日 No5612
みんなおばん。建築士で不動産投資家のまな板やで。
今回は顕界にも残っている洩矢神社の話やで。洩矢神社は幻想郷に行ったと言っても
全機能、全敷地が移動したわけじゃないんや。つまりこの世界の洩矢神社は普通に健在や。
ただし、一応失火で部分的に焼失したことになってるで。
面倒だったのが保険回りで、保険屋がお金を払うことはなかったんやが、それでも
保険屋がめっちゃ疑ってかかっていて少し腹が立ったで。
一応移動したのは巫女だけや。そして実際の運営やってる奴は
まだ健在や。当然やな。洩矢神社は普通の幻想入りとは全く違うんや。
特別でも何でもない、完璧な儀式で移動したんや。わけわからん転移ボール
なんかとは違うで。だから本来彼女は普通にこの世界に戻ることができるんや。
片道じゃないってことや。
そして妖怪退治をするときちんと給料が入るんや。
これは博麗の巫女には秘密にしているで。そうでなきゃ幻想郷に移動して
期間がたっても文化的な食事や文化的な衣服なんかできるわけがないんや。
移動先は半年前から工事が始まっていて、インフラ類から発電施設まで
完備してるんや。BCPに対応した安心安全設計や。
もちろん建物移動時にもインスペクションを行って、荷重外力にも十分な
性能を叩き出せる建物に生まれ変わらせたで。
しっかり国から補助金もせしめているんや。これじゃ幻想入りの要件満たさないって?
あたりまえやろ幻想入りのルールなんかこっちで作った嘘なんやから。