■月 ●日  No5727

 スペルカードのシミュレーターの精度が大幅に向上して、
 最近では二線級の携帯端末でも十分な速度が出るようになったと思うこの頃。
 スペルカードの設計もかなりグラフィカルであり氷妖精でも光と闇が集まり
 最強に見えるスペルカードが作れるようになった。と思う。

 実はシミュレーターは月面戦争までは頻繁にアップデートされていたのだが
 このところアップデートの頻度が減っていた。
 だから今回のアップデートはモダンインターフェースになって
 かなり見やすくなったと思っている。

 まあお陰で違う事故率がふえているんだが。
 最近大問題なのが、弾幕のデザインで相手の戦意を喪失させようと
 いう試みの様である。下ネタ系から、くだらない画像までなんでもあり
 さらにはなごみ系まで投入していささかカオスである。

 そしてついに岡崎先生の生徒がシミュレーターをハックして
 顕界の動画サイトの画像を弾幕で表現するという新技術を開発。
 弾幕の個数イコール画素数であるそれで、さっそくろくでもない動画を
 垂れ流し、また正座になってるクマな人を見るに至るのである。
 なお当人は「変態という名の紳士」とかいう意味不明な供述をしている。