■月 ●日  No6343
 
 世の中に幻想郷を狙うアホはそれなりにいますが、基本的にあまりお勧めできないというか
 実態を知るとがっかりすることが多くて正直もにょります。
 ちょうど有名観光地に実際に行ったときのがっかり感にも似ています。思った以上に狭いとか
 規模が小さいとかそんな感じですね。
 それで誰もがこういうんです。あれ?こんなはずではと。
 私に言わせれば、いやこんなもんですわっていうわけです。
 
 妖怪たちも実際に会えば確かに美しいんですが、実際に会うと思った以上に埃っぽい
 って思ったりします。衛生概念がまるでちがうから、真っ先に考えるのは言われてみればそりゃそうよ
 につきるわけです。ところが幻想郷に行ったことがない人はその名前からどうしたって妄想してしまう。
 いやわかっているんですよ。

 博麗の巫女や霧雨のご息女に会うと、真っ先に感じる印象は年齢相応ってやつでした。
 その辺で一番がっかりしていたのは実は自称現人神でした。これもちょっと考えればわかるんですが
 現代の外見の基準と過去の外見の基準はやっぱり違うんです。
 それで顕界の美容技術をコンバートするとものすごく外見がかわるんですよね。
 
 自称現人神が来たときにちょうど博麗大結界のアップデートがありましたが
 そりゃもうすごかったですよ。
 妖怪たちの姿まで変わりましたから。まあそれも郁子なるかなってことです。