■月 ●日  No6413

 幻想郷の人間と直接会いますと、なんといいますか愛嬌のある姿をしているんですが
 少なくても言えるのは現代の私たちは幻想郷の住民からしたら十分妖怪の類である
 ということが出来ます。まず多くの住民が結構丸顔です。よく噛んで食べないといけない
 って理由もありますが、細身の顔とか醤油顔とかは到底期待しちゃだめです。
 顕界基準できれいな姉ちゃんがいたらほぼ人間じゃないです。

 んで最近問題になってるのが幻想郷の妖怪の姿が顕界基準になってるってことなんです。
 まあ顕界基準が妖怪に追いついたっていうしかないのかもしれません。
 そういうこともあって妖怪の中には顕界に移り住んでいるのもいるのです。
 幻想郷から顕界にやってきた妖怪は入管法とかが絡んできまして、普通の人間と
 同じような取り締まりが行われます。

 まあ、妖怪変化が顕界でも安全に活動できるようになった理由は単純です。
 一つは労働力不足、もうひとつは言葉の壁が低めであることです。
 といっても言葉の壁が全くないわけではなく、顕界に棲んでいる妖怪相手の語学
 教室ってのが普通に動画であるのにはびっくりです。

 まあこうなったのは、普通に税金を支払う朝倉のような頭脳労働者の存在が
 知られるようになったってのが大きいですね。