■月 ●日  No6420

 それにしてもですね、今回の相手は色々やばいですね。
 明らかにバックボーンがある相手だとわかりました。装備がそこそこあり、
 支援がなければ実現困難です。浮気調査でしたが、その浮気も相手に近寄るための
 行為に過ぎないようです。色々微妙だし離婚不可避ですが。

 妖怪が運営する探偵と一緒に行動したんですが、一般人では察知できない方法で
 調べているのに、相手が察知した上で行動してくるというかなり玄人じゃねえの案件です。
 さすがに相手がキルリアン振動を仕掛けてきている時点で普通じゃないと認定。
 人間である自分が横についていたからよかったが正直危ない状態。

 内容が内容なので、岡崎先生を頼ったら北白河がやってきました。
 彼女もかなり有能ですが今回は別動隊で調査してもらいます。あまりに鮮やかな手段なので
 たぶん、野生のなんとかと見ました。鮮やかとはいいましたが、ちょっと方法論が古いんです。
 そして古いというだけでなくところどころに代用品を使っていて、効果がきちんと
 発揮できていませんでした。
 そこまでわかれば、結構な割合で絞り込めると思います。

 北白河が容疑者の候補をあげて、確認するとやっぱり当たりでしたね。
 ちょっと話が大きくなりましたが、相手は妖怪の手口をわかっている人間のようですね。
 ゆえにですが対処方法はありますから、まあ喧嘩を売った先が悪いってことで。