■月 ●日  No6483

 初見殺し系の技って最初だけうまくいけばいいんだけど失敗した時のリスクが大きいことが
 多いと思っている。
 その中でも精神攻撃と呼ばれる相手の精神世界に侵入してトラウマを想起するって戦術が
 ありまして、これ確かに一般的な兵士とかにはそれなりに効果があるんですが、
 タネがわかってしまったら最後、使っている方が酷い目に遭う自爆業であることが知られている。
 
 この攻撃方法は大体相手の打つ手がなくなったときに運用される。
 籠城している相手に手りゅう弾を投げるようなもんだ。膠着状態を潰すにはいいが、
 相手が対策を取っている場合はもう酷いことになるというか、歴戦の相手にこれやったら
 死亡フラグである。キルゾーンに入っちゃった案件になる。

 この技には致命的な弱点がある。これ術者が無防備になるのだ。
 もうやりたい放題になる。相手はこちらの動きを止めるためにやってるんだが、無防備になっていると
 信じた瞬間に逆襲される。

 例えば検索時間を引き延ばすってのがある。だいたい相手は自分の能力を過信する傾向があるから
 検索時間を引き延ばされるともう何もできなくなる。
 ノイズまみれの体験迷路を投入され、ついでに相手をおちょくる体験も追加で投下。
 朝倉が開発した体験アセットを混ぜて色々やると迷路に嵌ってさあ大変。
 この体験アセットがちょっとした大河ドラマでして、あれ?これトラウマ?って思ったときには
 映画観賞会状態になるというなかなか熱い代物。

 トラウマアニメとかをシリーズ全部見せるとかもあるんだけど、ほらトラウマだよ泣けよってやるの
 超楽しい。


 そうこうしている間に本体は見事にフルボッコにされる。ちなみにフルボッコにするのは体験も
 へったくれもないヴィヴィットたちである。そりゃ詰みますよね。
 まあ、あれだ、よくあるバケモノの攻撃っていうのは専門家に係るとおちょくられるだけだって
 話だね。