○月 ○日  No278 そしてシュプレヒコール


魂魄がまたまた新入社員に変なことを吹き込んでいる。
「いいかお前たち、河童たちに対抗してわれらがアイドルちゆりに
 ランドセルを背負わせるべきである」
「異議なし」
「良くぞ言ってくれた」
「さらに、上半身はセーラー服、下半身はブルマこそが最強である」
「すげえよじいさん あんた勇者だ」
「同志と呼んでくれ」
そろそろ身の危険を感じたので小走りにその場を離れると、背中で爆発音が聞こえた。
すれ違ったボスがぽかんと口をあけたまま呆然としているのが見えた。