2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧
朝倉理香子は僅か0.05秒でコスプレを完了する。 では実際のプロセスを見てみよう。 朝倉理香子が「メインシステムエミュレート」と叫び、端末のプログラム実行を行う。 外部からの衝撃波 光波 電磁波の遮断処理。実行を妨げる要因の排除。スペルカード実行時…
顕界で寿命を伸ばす技術というのが色々開発されているという。 最近は20年くらいで不老不死がやってくるのではないかという話もある。 そこで幻想郷で年齢を重ねている連中に話を聞いてみた。 実際のところどうなのかということだ。 何が起こるかはわりと…
一応三馬鹿たちが名目上神に分類されていると知って色々コメントに窮する。 現人神といい、周囲から崇拝されるから能力を得ているケースというのは色々あるが こうも神様が多いと色々ありがたみも薄れてしまうというものだ。 私は神様とは一種のクラスタであ…
大師様が最近自称現人神一味とつるんでいるという話を聞いたので、情報収集。 自称現人神が絡む場合、多くのケースではわけのわからない商売をしていることが多い訳でありまして 大体、妖怪の力を使って一儲けという幻想郷ではもったいないというか、いろい…
明羅女史とお昼を一緒する。野暮用で外に出たら会社に戻れなくなったとかそんなところ。 女性向けのかわいいお店をネットで探していたら、ここに入ろうと言われあるお店を指示される。 それは普通の定食屋だった。 それならそれでいいのだが。 中に入る明羅…
幻想世界においていろいろと問題となるのが言葉の問題である。 幻想郷が顕界と別れた時、どうやって記録を残すのか、どのようなフォーマットを用いるのかで 大問題になった。 実は幻想郷が顕界と別れるときに日本語において大きな転換点が発生していた。 状…
長い寿命を得ることに際して最大のネックがあるとしたらそれは腸内細菌や寄生虫の類であると言えるだろう。 特に長時間永い眠りにつくタイプの場合は、中にいる生き物も長時間眠りについてもらわないといけない。 意外とこの辺の思想は忘れられがちな問題で…
幻想郷で一番厄介なのは知識をどうやって送り込むかであります。 たとえば顕界の書籍をこちらに送る際にも基礎的学問がなければ本当にちんぷんかんぷんになります。 幻想の世界だから人間は昔ながらの生活をすべきであるという主張をする人もいますが、その…
霊能局と合同訓練 そもそも八雲商事と宮内省霊能局は緩やかな同盟関係にある。 どちらかというと妖怪側のポジショントークが多い八雲商事に対して一定の歯止めを効かせるのが 霊能局のメンツというものだ。 小兎姫や、命蓮寺との雲居一輪 櫻崎比良乃などがそ…
幻想の世界といっても、どうしようもないものは犯罪であります。 これは、幻想の世界でも顕界でも同じでありまして、一定割合あるのです。 では、暴動はどうなんでしょうかって話なのですが、基本的に暴動というのは生活水準をきちんと 満たすように動いてい…
幻想郷でたまに行われる測量があります。 最近はGPS装置を用いて定点観測することが多いのですが 幻想郷でもたまに測量が行われるわけですね。 幻想郷で用いられる測量法はいくつかの種類に分けられます。 まず紐を使った測量です。 幻想郷住民は空が飛べ…
数週間前の話だ。 朝倉が上のほうに呼ばれて色々あった模様。 スペルカード開発に関する予算超過のせいだと思われるが、このスペルカード開発費をどのようにするのか これが懸案だったらしい。 ところが戻ってきた朝倉は結構上機嫌だった。 自分のアイデアが…
未来の人類の話をしたとき、それは異形の姿になるのではないかという話がある。 実際にそうなるかについては大いに疑問だという話になった。 実際のところ人間の姿なんて自然界ではハンディキャップにしかならない。 人間の姿は果てしなく燃費が悪いというの…
八雲商事は幻想郷に塩を送っている会社というスタートがあるわけなのですが 実のところ塩を大量生産できるようになるまでは、苦難の連続でありました。 塩の安定供給ができるようになったのは実は最近の話です。 意外に思われるかもしれませんが、八雲商事と…
幻想郷でやってはいけないのが敬老の日であります。 お年寄りを大切にしましょう。これはこれで顕界ならいいと思うのです。顕界ならね。 幻想郷ですとそうもいかないわけでありまして、食糧の関係で姥捨てに近いことをやらないといけない場合もあるわけです…
八雲商事で新しい端末が出ると、皆で押し付け合いが始まる。 通常なら新しい端末が出回れば新し物好きが大騒ぎするのだろうが、こいつを命綱にしている社員はたまったものではない。 第一新しい端末はどんなバグが潜んでいるかわからない。 処理速度とか格納…
幻想郷住民にはある法則があるという。それは外見年齢が小さいほど、実は年齢が食っているという法則である。 個人的にはいくつか例外があると思われるのだが、確かにそれは事実ではないかと思う時がある。 たとえば我々のところに出入りしている黒谷ヤマメ…
八雲商事の社員が幻想郷に赴くときは当然のことながら列車の中で着替えることになります。 現地住民の姿をするのが基本です。女子社員は、中に着込んでいることも少なくないみたいです。 現地住民の姿をするのは下手に珍妙な格好をすると色々と問題が起こる…
幻想郷にとって虫たちの制御というのはとても重要な要素と言える。 幻想郷でひとたび翅虫が増えればほぼ壊滅的な被害を受けることは間違いない。 隔離空間の中で耕地面積が限られた幻想郷ではそれはクリティカルな現象となるだろう。 幻想郷隔離の初期段階で…
幻想郷で病気になると、どうしても問題となるのが緊急医療の問題。 結論から言えば幻想郷で緊急医療が必要な病気はまず助からないと思ってよい。 脳溢血や心筋梗塞の類などは治療するのは不可能と言っても良いだろう。 この場合幻想郷ではぽっくり逝ったと説…
八雲商事にあってもコストはとても気にする。妖怪相手の商売であるが利益は稼がないとそこにいる従業員は食っていけないからだ。 この点、伊達や酔狂で仕事をしているのと大きく違う。 その中ではコストカットも重要な要素として含まれる。たとえば列車につ…
スペルカードとは魔術のパッケージングのことです。 魔術はそのシチュエーション、術者の体調、使用するマジックアイテムの品質などにより実行結果が安定しない特性があります。 マジックアイテムの品質については現在加工技術の向上により安定化傾向にあり…
残暑厳しい昨今であるが、今年も稲の刈取りの季節が来ており大忙しである。 今年も一応十分な食糧の確保に成功できた。有難い話だ。 幻想郷のような閉鎖空間では、食糧はありすぎてもいろいろな意味で大変である。 たとえば余った食糧は輸出すればよいのだが…
疑似スペルカードのファームウェア更新のため、社内に戻ることに。 スペルカードシステムは毎度のことながら更新を繰り返しており、場合によってはOSだけではなく端末まで更新される場合がある。 端末はクラウドコンピューティングの先駆けみたいな代物で…
ヴィヴィットのメンテナンスのため一時的にカクタスカンパニーに預け入れ。ほぼオーバーホールの予定。 といっても、カクタスカンパニーの支部を幻想郷ど真ん中に設置しての作業という酷い状況である。 魂写しの作業に関しては金で雇ったゾンビ製造元監修の…
ムラサ船長の話をしておく。彼女は極端に高い危険度を誇っているが、彼女が危険と言われた理由はちょっとニュアンス周りが違う。 彼女は一連の出来事を黒歴史と言っているが、彼女の物語にはもうひとつの側面がある。 そもそも彼女がどうしようもない暴れん…
魔法使いになりたいという人は数いるのですが最近、近道として八雲商事の門をたたくアホがいて困ります。 当然朝倉の耳にも届くわけですが、困ったことにこういう人種は朝倉の目にかなう人が殆どいないのが実情でして色々と もにょるといいますか色々悲しく…
朝倉がいつになく機嫌がいいので、話を聞いてみたらなんか野郎からメールがきているのだそうで よく見てみたら出会い系でありまして、色々頭が痛い次第。 メールフィルタを設定して着信拒否にしてやりました。 なにやってるんだあいつ。 幻想郷において出会…
八雲商事に入社したメリーとレンコに待っていたのは猛烈な魔術の再教育だった。 なにしろこいつらときたらほぼ自我流。 ほぼと書いたのは顕界では想像以上に魔術に関するテキストがあるということ。 テキストは基本的に事故防止のためにあるもので、魔術を使…
八雲商事に入社したメリーとレンコのふたりだが、休みになると勝手に出かけてしまうので迷惑している。 相変わらず秘封倶楽部としての活動は続けているようで、色々頭が痛い上、うちの機材を持ち込んでいるので さらに状況が悪くなっている。 八雲商事の機材…