□月 ●日  No2201 お年寄りは


幻想郷でやってはいけないのが敬老の日であります。
お年寄りを大切にしましょう。これはこれで顕界ならいいと思うのです。顕界ならね。
幻想郷ですとそうもいかないわけでありまして、食糧の関係で姥捨てに近いことをやらないといけない場合もあるわけですが
幻想郷でそれを下手にやると色々な意味で命が危ないので注意しないといけないって話。


とにかく幻想郷の妖怪というのは加齢状態がわからない。
たとえば糞狸は敬老の日となれば何かを欲しがるが、彼女としてはもらえるものは貰っておこうという思想であり
決して幻想郷の中では若いほうになる。
ヤマメ女史なんかにいつもありがとうと、敬老の日とは別に何かをあげたことはあったが
それでもやっぱりぷりぷりと怒るときている。 実に厄介である。


基本的に超年齢組と言われる若作り組には注意を払うべきである。
私は朝倉と大師様、ゾンビ製造元の三人について要注意人物としてマークしている。
ちなみに三馬鹿は自分の年齢をありがたいものとして思っているので注意が必要だ。
おめでとうというと、素直に喜ぶので関係を深めたい勇者はまねするといい。
ちなみに、本人たちは実感がないと言うがそんなものである。


というわけで、幻想郷で長寿を祝っていいのは現地住民だけです。
みなさん、地雷は踏まないように気を付けましょう。
そうしないと巻き添えをくってこうして中有の道で日記を書くことになりますよ。