■月 ●日 No5139
顕界と二足の草鞋な妖怪って結構いる。
山姥もそのひとつ。幻想郷と顕界で全く違う服を着ているのでとても有名だ。
ちなみに旦那は顕界にいるぞ。
さて、彼女の業務と言うのは山の危険性を教える山岳救助隊である。
腕に持ってる刃物は、木を薙ぐためのものである。断じて人間を食うわけじゃない。
というか彼女が遺体を収容しているのは概ね幻想郷で姥捨てをやる人間の
回収である。人間の味を知って人里に降りたら大事なのだ。
私が知る山姥は普段はレンジャーとして活動している。
場合によってはハクレイの巫女とも衝突する。
ちなみに彼女は自衛軍の教官もやってるらしい。
今の旦那はそこでひっかけたと専らのうわさで、彼女と変わらぬタフガイである。
富士の樹海を訓練所として活動しているとも言われる。
その意味で山姥というあだ名は顕界と幻想郷で大きく異なる意味で利用されてる。
顕界ではそれは一つの勲章なのだ。
まあやってることは変わらんのだが。
そんな山姥のお姉さんですが、冴月とつるむことの多い軍事クラスタでもある。
まあ顕界では彼女のことをニンジャと言うときがあって、まあ色々ありますなと。
ちなみに彼女の指導でうちの社員を補強しよう企画があったらしいが
元自衛軍組くらいしか潜り抜ける人がいなかったとだけ言っておく。