■月 ●日  No6903

 最近の問題としては、妖怪が幻想郷に行っても対応適応できずに戻るってことが
 増えているらしいとのこと。幻想郷はどんなもので受け入れるが、最近の怪異は現代のインフラらに乗っかって
 自分の姿かたちを生成しているためか、インフラがない幻想郷では自分を維持しきれないということで
 戻ってくるという感じです。

 ここで厄介なのは実はこれら怪異は幻想郷のかつての基準では怪異に認定できない奴らばかりだということ。
 現代のインフラを通じて初めて怪異として機能するってわけです。たとえばビデオに頼っている怪異が
 幻想郷に行くにはハードルが高いっていう感じです。
 ビデオがない幻想郷では維持が困難です。もっとも彼女の場合は、まあ、あれだ。
 ビデオだけではなくて色々バックアップが付いてそのせいで違う意味での意味消失おこしているけど
 まあいいか。

 まあそんなわけで、幻想郷にも適応できない妖怪が移民みたいな動きをしたり東南アジアで犯罪組織に
 組み入れられる事例が多発しており、彼らにしてみれば自分の存在を追認する犯罪組織の方がマシという
 なんともいえないそもそも、顕界でまともに暮らしていけるなら幻想郷に行こうとしないんだけど
 こういうのが社会問題化するんです。ちなみにこういう組織は一度壊滅すると構成員である怪異は
 意味消失するんですよね。世知辛い。

 

 

 

           

■月 ●日  No6902

 皆がイメージする者と現実がかけ離れていることはよくある話であるが、その最たるものが
 怨霊などの怪異である。昔は見た目で相手をビビらせるってのが流行していたが、現代じゃ
 ほぼスルーされるか、動画サイトの撮れ高にされるか挙句の果てにはAIによる生成画像扱いで
 ほぼ立つ瀬がない。

 で、彼らはどうやって生き延びているのかと言ったら
 ネットの書き込みとか、苦情電話とかそういうしょうもない、でも自分たちの姿を見せないで
 効果をだす方向になっている。生きている時と変わらんというわけ分からん状態になってる。
 
 強いていうなら開示請求されても痛くもかゆくもないのがメリットくらいなものだが、
 最近は犯罪に利用されてしまうことも少なくない。掛け子ってやつで特殊詐欺と言われる
 やつでネットワークビジネスやってるってのも見かけた。ここまでくるともはやお前ら怨霊って
 概念どうなってるんだよって思える。人間に操られる怨霊ってなんだよって感じだが
 
 まあ、あれだ、昔も似たような集団催眠とかに使っていたこともあったから似たようなものだと
 同僚に言われて今に至る。



 

           

■月 ●日  No6901

 かつて流行した怨霊ブーム、そもそもだけどよくわからん印とか、呪文でどうにかなるって誤った理解が
 蔓延していて頭が痛い。ぶっちゃけそんなもんがあったら小兎姫や櫻崎さんは商売あがったりだ。
 ただ、映像化されているものは大体問題がないように意味消失させているって事情はある。
 効果があったら大問題だってことだ。

 ところが現代において怨霊とかの被害が大きく減らしている。これは霊能局の連中が云々というより
 今世紀に入って普及しだしたとある発明によるものが大きいとみている。
 
 それがスプレー式消臭剤と、不動産屋が使用する除菌機、そして空気清浄機だ。
 これらは怨霊のみならず、色々な害を及ぼす怪異の類にとって最も効果的な武器である。
 トイレ用消臭スプレーなどは即効性も高く、威力高めだ。

 ちなみに大災害時は除菌のためにボランティアを派遣するということもやっている。
 こいつのおかげで地縛霊などが減っているというのはなんか悲しいともいえるし世知辛いと思えるのである。

 



 

           

■月 ●日  No6900

 かつて怨霊ブームってのがあった。ぶっちゃけ取り上げている奴がよっぽど怨霊である。
 んで、これらは一定のブームの後一気に下火になった。
 
 個人的に一気に下火になった直接の理由は2点、いずれも同時期に出現している。
 ひとつはネットだ、ネット掲示板の出現である。こいつのおおむね効果は2つあった。
 まずはオカルト関連の掲示板投稿だ。最初は問題が多かったが、公的団体が書き込み始めて正しい知識が広まったほか
 通報窓口として機能しだして、問題発生前に処理が可能になった。
 
 そしてもうひとつが、怨念の発散効果だ。ネット上にある誹謗中傷の一部は、所謂怨霊のなりそこないみたいな
 存在が引き起こしているというものだ。そして彼らの発言はブロックないしミュートされてしまい発散されても、
 それが周囲に影響を与えることがないのもやばい。
 また行動に移るまでのハードルが低いのも特徴的だ。両親の呵責などを考えるハードルも低いから
 周囲への影響のわりに発散効果だけがおおい。おかげでこの手の犯罪が目で見て減ってしまったからかなわん。
 
 そんなわけで怨霊の存在意義が早くもなくなっているのはなんだかなあと思うのである。



 

           

■月 ●日  No6899

 すっげえアホな話をする。 ある時期怨霊ブームってのがあった。今じゃあんまり聞かないが理由は後述
 なんでアホかって話なんだけど、よくわかんねえ印とか呪文とかで退散させている描写が滅茶苦茶多かった。
 一瞬光って斃す描写が多すぎて真似する奴が続出、おかげで事故りまくっていた。
 
 怨霊が問題になったのはどちらかというと怨霊そのものよりもそいつを使った霊感商法の方がクソ多かったことに
 起因している。お札を売るとか宗教に勧誘して金を奪うとか結構カオスなんだが、うちの会社というか
 霊能局連中がこうしたお札とかをかき集めて、本当に効果があるのか検証をしていたんだよな。

 結論、効果なし 80% 有害 10% ガチ10%
 そう意外と効果がある奴があったんだよね。まあ、その効果のありかたが色々笑える。
 効果があるのは、芳香剤、除虫菊などの含有タイプ。
 ちなみに、乗用車に使用する芳香剤でも効果がある奴があったらしい。 
 
 実は、ガチ善意って奴がそれなりにいたってこともここで判明した。
 ある時期を境にこの手の商法が減ったのは法的な規制もあるんだけど、このようなガチ勢の再雇用も結構あったんだと
 思っている。
 
 なお有害なやつは、変な薬を使っているとかそんな感じ。彼らはもれなくマトリが入ったのは言うまでもない。

 

 

           

■月 ●日  No6898

 昔と違って今では幻想郷の飯を顕界で再現して食べてもらうってこともやってる。
 これは飯のルールが幻想郷と顕界では違うってことを理解してもらうためだ。
 そして大半の人は味気ないというだろう。出汁もなくてミソだけ入った雑炊とかそんな世界である。

 最近では動画配信などでそういった食べ物の再現が割と容易に観測できるようになった。
 それでも昔は、顕界の方が野菜が汚染されていたとか色々な理由で幻想郷の方が
 美味いってこともあったのだが、現代ではさすがにそれはない。緑の革命と呼ばれる窒素固定法に始まり
 今日では作物も品種改良をかなり戦略的に行っている。
 
 そもそもだけど、自然だから素晴らしいとかいうのは間違いだ。
 却って危険な形に突然変異する事なんてざらだということを思い知らされる。
 ましてや特定の土地で隔離すればなおさらだと思う。

 まあ今の人はよほど物好きでもない限り無理です。
 

 

 

           

■月 ●日  No6897

 幻想郷に完全適応したニンゲンが顕界で活動するとどうなるか。
 ほぼ確実に言えることは長生きできない。内臓疾患とか、高血圧などが発覚して
 朝起きたら亡くなるなんてことは普通にある。
 まずそもそもだが幻想郷住民は仮に既往症があっても治療できない。んで起こるのが
 
 内臓が意外とボロボロ。で、ここに顕界の超絶高カロリーとかが入るわけだよ。
 まず助からんというしかない。で昔は八雲商事社員は治療していたというか実質改造ニンゲンにしていた。
 コンティニュー無限とかそんなの。
 
 で、さすがにそれはまずいということで現代では食い物を顕界から持ち込んで食わせるの前提に変わった。
 今じゃほとんどラミネートパウチに入った飯を湯煎するとかで温めて食うのが前提だ。
 当然ゴミは持ち帰るようにもなった。 
 
 それでも顕界に戻る時はメディカルチェックがかなり入るようになった。
 それなしに顕界で飯を食うともう色々助からん。コーヒーとか、トンカツとかが劇物だということを
 もうちょっと理解しないとダメだよねって思う昨今である。