2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧
朝倉がいつになく忙しそうなので今日は平和である。 所謂研究マイルストーンの確認会のためで一年に3回行われている。 十分な結果が出せなかったり、必要以上に予算が掛かってしまった研究は 一時凍結されたりもする。朝倉が研究しているものでも同様だ。 …
幻想郷の妖怪たちはなぜ少女の姿をしているのか。 この答えの一部に我々の会社がある。 うちの会社に魔法研究部というのがあるのは前述の通り、そこに変身研究所なるものがある。 これは才能ある妖怪たちが建前上でも人間の姿ができる魔術を研究するところだ…
うちの会社には河童が多数入社している。 みな優秀なエンジニアであり、掃きだめが幻想郷に残っているんじゃないかと邪推 したくもなる。 河童たちと言えば基本的にオタクであり、かれらを手懐けることは相当 厄介である。基本的に自分の興味のあることだけ…
先日クソ仙人からこう言われました。私は最も仙人に近い存在だそうです。 正直言いまして、ここまで幻想郷に損害を与えておきながら借金返済のために 寿命をのばすなんてアホなことが出来るわけがないです。 私の寿命が見えないと言われましたが、もはや死神…
同僚の結婚式ということで、朝倉をはじめ明羅女史とか北白河とかで式場に行き 二次会で出会いを求めるというよくある展開があったわけなのだが。 わかったのは朝倉でさえ誰でも良いと言うわけではないという事実である。 ここから先は北白河から聞いた話。 …
霧雨のご息女がよく盗みをはたらくというがそれほど問題となっていない件について。 幻想郷で盗みをはたらくというのはとても難しい。 幻想郷は強いて言うなら銃社会みたいなものだ。犯罪をした人間は容赦なく弾幕が 放たれるのが通例である。 その基本的ル…
暑い日が続くので、個人的に色々と避暑手段を考えないといけない今日この頃。 この八雲商事内はというとこの日でもまだエアコンをつけていない。 理由は意外と単純で、この時期に活動的になる妖怪たちが勝手に冷気を放出するからである。 冬場になると自重す…
幻想郷 それは妖怪たちの楽園と言われると同時に一つのコミュニティである。 異変と呼ばれる所謂災害に際して住民たちはどう生活するのだろうか。 生命は遺伝子を残すことを第一義に考えているものと考えられた。 しかし、博麗大結界設計時にはそれが誤りで…
ブロークンアロー それは核兵器事故を意味する言葉である。 核兵器を積載した兵器に問題が発生し、それが国外へ落下した場合を指す。 落下した核兵器は爆発することはない。 あくまで起爆装置をオンにして はじめて爆発する。おいそれと簡単に爆発するわけで…
幻想郷で見かけた真っ黒い商売 すぐに身体が冷やせます。暑いときに最適。身体が冷えると殴り書きしてあるのぼりを発見。 この手の商売は確実に取り返しがつかないほど身体を冷やされる。 つまり酷いケースだと死に至るわけで、まず人間離れしたと言うより人…
朝倉に宗教勧誘した勇者が現れたと聞いて、早速情報収集。 先日私に宗教勧誘してきた連中と同一人物であるとのことだが その勧誘台詞が素晴らしい。 あなたの美貌があれば、ほかの人もついて行きます と言われたとか。 本人もあまりに嬉しいのかあちこちに触…
幻想郷行きの商品の中でも気が長い商品があるわけで今回はその話。 幻想郷に運ぶ商品のうち所謂船で運ぶ商品がある。 直接船ごと搬入するという離れ業もあるが、実際にはきちんと時刻の税関を通してから 八雲商事の倉庫へ運んで検品後に再びコンテナに詰める…
朝、食べるものがないことに気づいて買い物に出かけているとき ふとパチンコ屋に並んでいる人に視線を移したら北白河がいたが 声を掛けずに帰ってきた。 流石にあのシチュエーションで声を掛けづらい。 岡崎の話では何かの時間潰しのためにパチンコ屋に居る…
八雲商事の飲み会と幻想郷の飲み会どっちがマシか聞かれると答えに詰まる人は 絶対多いはずだと思う昨今。 幻想郷で突発的に発生する飲み会の現実をここに記しておく。 幻想郷で飲み会が発生するのはほぼ突発である。博麗神社には妖怪が数多くいるので 食い…
幻想郷からやってきた住民たちに外の世界を慣れさせることは色々大変であるが その中でも特に大変なのは食文化の大きな違いであることは間違いない。 特に冷蔵庫の概念とレトルト食品の概念を説明するのが色々難しい。 今回はそういう話題。 冴月から聞いた…
クソ仙人の邸宅の周りにいつの間にかテープが巻かれている。 立て看板には近寄るなと書いてあり、生物災害マークがあちこちに踊っている。 近寄ったら死ぬってわけじゃないと思うのだが、彼女のペットに対する管理体制が あまりに酷いと周辺住民から苦情が着…
人に危害を与える妖怪というのも最近は数が減ってきたというのが最近の印象。 顕界しかり幻想郷しかりである。 大体が妖怪の振りをした人間の犯行というのもあるが 妖怪退治方法が確立していたり、食料確保方法も社会保障の隙間を突いたり、 コンビニのゴミ…
幻想郷で一番面倒な仕事は所謂調整関係のお仕事であることはほぼ間違いないと 思われる。 ちまたの妖怪は毎度個性の固まりみたいな奴で利害を調整してから ぽんと決めごとを作らないとあっという間に破綻してしまうものである。 利害を調整する仕事を主に受…
「妖精が増えることで、一体何が起こるんだ?」 もはやタガが外れたように増加する妖精たちのライブ映像を、メイベル?が展開する 魔術モニターから観察しながら魂魄妖忌と村紗水蜜は唸った。 「具体的には月面の環境コントロールセンターに大きな影響を与え…
月面人というのは気まぐれな存在である。特にお互いにとって脅威となる相手に対しては 実に協力的だ。いや、地上の民に危険な任務を負わせて自分だけは高みの見物というべきか。 地球というのは外からみれば結構目立つらしい。狙ってくる奴らは月をスルーし…
季節もあって最近蒸し暑くなってきた。 といっても妖怪たちの服装はあまり変らないのが幻想郷である。 こんな暑い日には上着ぐらい脱がないといけないと思うのだが、彼女たちにとっては 薄着が出来ない理由もある。 まず根本的に放射熱は地面に近寄れば近い…
博麗の巫女の話をしてみる。彼女には貧乏というイメージがつきまとうが実際のところ どうなのだろうか? 少なくても彼女は食べるに困っているわけではないし、病気になれば それなりの医療も受ける体制もある。神社が倒壊したら修理される。 世の中にはその…
アリス・マーガトロイドが操るメイベル?にもその情報は流れていた。 無事、宝塔を購入してほくほくしている村紗水蜜と疲れた表情をしている魂魄妖忌に むかってこう告げた。 「嵐が来るわ。」
月の都沿岸部。 対峙した月の都の民の前に博麗の巫女は追い詰められていた。 元はと言えば吸血鬼の考えた遊びに乗っかったつもりであったのだが 今度ばかりは退治されるのは自分だという感覚があった。 異変を起こしたのは自分たちであるのなら退治されるの…
これは悪夢だ。 なにかの間違いだ。 多分社員一同そう思っているに違いない。 それは明羅女史のある発言から始まった。 「朝倉さんも素材がいいわけですから、きちんとメイクすればきっとモてますよ。」 大体こんな感じだと思う。 で、明羅女史が使っている…
今日は出張先のホテルからモーニングコール。 バイキング形式とは言え毎度同じような朝食を出されるサービスに辟易しつつ 今日の訓練内容の確認をすることに。 米帝の人はゾンビが大好き。というわけで彼らは幻想郷の技術を応用して ゾンビ映画の世界を仮想…
幻想郷に物資を運ぶ際というのは予算の中で行われていることは周知の通り。 大半の品々はそのまま市場へと卸してそこにお金の流通も発生する。 そんなわけで妖怪たちの直接注文による我が儘をどこまで回避するかがポイントになるのだが。 霧雨のご息女みたい…
列車という物は霊魂を呼び寄せるとよくいったもので、それがあの世への送迎バスなのか それとも命を奪った物に対するなにかなのか、その辺はよく分からないが とにかく幻想郷においても列車の管理について除霊やらいろいろありまして。 幻想郷にいるとその辺…
幻想郷にも一応だが色々とインフラが用意されている。 電話線もアナログだが一部世帯には引いてあるし、水道も一部世帯に存在する。 水に関するインフラは大半は井戸水だ。除菌機と浄水器、除鉄槽が幻想郷に 満足に入ってないのが色々問題である。 そこで飲…
妖怪の山で避難訓練が開始。ある斜面で土砂災害が発生しそうであるという 想定の下で避難を行う。 妖怪の山でも避難訓練はかなりの頻度で行われる。 しかし顕界と幻想郷で根本的に違う点がある。 それは情報の素早さである。 妖怪たちは野生動物からの情報も…