■月 ●日  No6215

 認識阻害をしてくる妖怪といえば、放蕩妖怪こと恋思が挙げられるだろう。
 認識障害を起こす相手は無差別のため、対策を取らないととてもじゃないが
 観測することが出来ない。

 とはいえ認識阻害に対抗する手段は色々ある。ひたすらバイパスすることだ。
 魂魄がよく使うのはAR機能を用いたサングラスを使うことで、これだけで
 位相空間切り替えによるラグはあるけどだいたい対策できるんだとか。
 それって戦闘では厳しいのではと思うだろうが、その辺は勘とかそっち方向で
 対策すればいいとか言ってる。それが難しいんじゃ。
 とはいえ認識阻害妖怪は顕界でもしばしば出現する厄介な存在だと思う。
 
 だが認識阻害系は観測した段階でだいたい碌なことにならない。
 大体の場合認識されたことに驚き喜び襲ってくることがしばしば。
 なもんで、妖怪図鑑に載るとだいたい危険度がやたら高い存在になってる。

 とはいえ、放蕩妖怪の姉貴を説得できれば問題ないし、それがだめなら
 ヴィヴィットとかを利用すれば何とかなったりするからそれで対処だ。
 認識障害の権能はアップデートしているようで、録画データも
 最近は認識障害の対象になるケースもあるが動画のフォーマットを
 定期的に切り替えて今は大丈夫らしい。 
 写真にすると写るアレだと思えば問題なーし!