2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧
月面に仕事に行くときは一応、いろいろな検査をさせられる。 その中でも面倒なのが、便の検査でありまして、気分的にいいものではない。 しかし、これは絶対必要なことである。 それには以下の事情があるからだ。 幻想郷で生肉を食うのはいろいろな意味で危…
妖怪たちは自分たちの権利をどのように勝ち取ったのか。 実際問題として幻想郷が仮に分離を行ったとしても疑心暗鬼や土地の占拠という 観点からみれば人間から何かしらのアクションが起こるのが普通というものだろう。 しかし実際にはそんなことにはなってい…
幻想郷にもいろいろな宗教が流入したりします。 まあ、宗教というのは大体人の生き方を定義するものでありまして、大変な世の中を暮すための 規範というのが正しいようです。 しかし幻想郷ではカルト宗教などが入ってくる余地はまずありません。 この世界で…
ある書物には「イヤボーン」の法則というのがあるらしい。 これはヒロインが激高した時に特殊な力が働くというものであるのだが、これこそ幻想郷では あってはいけない代物の一つである。 もしこんなことをしようものなら確実に事故になる。感情の発露のあと…
最近八雲商事に変な部外者の人が出入りしていて迷惑している。 自分を「女神」と名乗っている痛い人でありまして、ものすごく調子がいい。 人によって言い方は変わるし、あの朝倉をもってしても対応に苦慮しているようだ。 自らを魔術と科学の融合したうんた…
三馬鹿達が喰っていくためということで怪しい商売をはじめた。 廟にあったはずの宝物の大半は、ゾンビ製造元である仙人が盗んでしまったことは 分かっている。もっとも彼女だって中にいる主が復活するとは思っていなかったので 同情の余地はあるのだが。 三…
バミューダトライアングルと呼ばれる海域がある。 よく神隠しに遭うと言われるこの土地であるが、実際の統計を取ってみると特に座礁したり 事故にあったりしたという報告はほとんどないと言われる。 実際問題としては天候が悪くなりやすい場所でもあるので航…
妖怪というのが何故人間のサイズになったのかという話は諸説あります。 妖怪って本来ならもっと巨大な奴がたくさんおりまして、例えば超巨大 妖怪の代表格と言えばやっぱり隙間妖怪です。 一見すると、小さな隙間が覗いているように見えますが、そのサイズは…
人間という生き物はどうしても寿命という概念から逃れることはできない。 これは生命が真核生物になった時、性別の概念を得た瞬間から始まったと言われる。 もしもこのルールを破ろうと考えるのなら、それは自ら人間であることをやめる必要がある。 それを「…
八雲商事内で席替えがあったのですが、ケーブルまわりが酷く混線していて頭が痛くなります。 しかも席が朝倉の隣になりました。朝倉の隣の席になりますと、彼女の机からあふれ出た書類が 隣の机を侵略するのです。 最悪すぎる。 席替えは割りとスムーズにで…
良く聞かれることでありますが、妖怪と現地住民をどうやって区別するのですかという 質問をされることがありますが、素人でも簡単に連中を見分けることが可能です。 幻想郷住民の衣服は所謂和装が多いのですが、フリルとかレースの類は所謂オーバーテクノロ…
河童の天気予報システム。 元々は渇水対策にいつ雨が降るのかを調べるための仕組みであるのだが、 この天気予報システムが最近当たらなくなったと言うので中身を調査することになった。 といってもこの機械。一種の百葉箱のような代物であり、中には計測機械…
一応うちの会社のボスと言えばかつては、幻想郷で異変の解決に当たっていたらしい。 スペルカードシステムが安定していなかった時代の話とはいえ、結構苦労していたらしい。 スペルカードシステムがないころは弾幕戦も結構容赦もなかったし、博麗の巫女も 弾…
幻想郷にも公共事業というのはありまして、インフラ廻りの整備とかはどうしてもやらないと いけないことであります。 魔術で色々生成できれば苦労はありませんが、割りと単純に 掘るだけとかなら魔術で代用が可能ですがそれ以上の構造物になりますとやっぱり…
雲居一輪というとなにかと謎が多い人物である。外の世界と通じていて命蓮寺の状態を 逐一報告していると言う話は聞いたことがある。 彼女についてはプライベートを含めて謎が多いが、とりあえず分かっていることだけ 書き記してみる。 まずはスタイル。命蓮…
スペルカードの複製は結構頻繁に行われている。 そもそもスペルカードは消耗品であり、一定回数使うとカードの一部が損耗してしまう。 スペルカードにはかなりの冗長性を持たせているが、それでもバックファイアの危険があるので 一定回数使ったら廃棄が原則…
八雲商事現地法人には風呂がやたら完備されている。 実のところ幻想郷の風呂は一般の風呂とかなり違う上多くが公衆浴場であるため、 女子社員の天敵となっているのだ。 洗濯した服に着替えることもままならないため、現地基地でどれだけ身体を綺麗に出来るか…
幻想入りという言葉が有りまして、幻想の世界に行けたらどれだけ良いのだろう という話がありますが実際にはかなりきついです。 運が良ければ仕事にありついてということになりますが、それはとても運がよい場合に 限られます。 妖怪に出会ってすぐに仲良く…
糞狸の話をしておきたい。 この糞狸が幻想郷にやってきたのは最初ではない。 我々八雲商事社員と同様の境界型妖怪と言ってもよいタイプの妖怪だ。 彼女が幻想郷にやってくるのは、概ね経済トラブルに関する件のせいだ。 すなわち、マルチ商法やネズミ講の類…
「何なのよ、ここ完全に化け物の巣じゃない。」 儚月抄プロジェクトの副産物として切り離された貨車の一つ 「トリフネ」と呼ばれた格納庫に 降り立った小兎姫は、呆れた表情で呟いた。 中はまるでジャングルのように妙な生態系を織りなしている。 酸素濃度が…
幻想郷に悪魔祓いをやってる人が流入したというので何か参考になるかと思いその人を 尋ねてみる。さぞや強力な悪魔祓いが出来るのかと思っていたが、その手法を聞いたら 思いの外前時代的で色々と頭が痛くなった。 この手の悪魔祓いは大体、昔のやり方をきち…
紅魔館に滞在する際に気をつけることを紹介。 この紅魔館 まずトイレが少ない。もともとメイド長のために増設された代物だ。 その割りには結構な台数を設置しなければならなかった。 それはそれとして。 このトイレ見てなにか違和感を感じないだろうか。 一…
雨は人妖にとって大敵である。 小雨程度なら何とかなっても大雨になると飛行もおぼつかない。 まず衣服が水を含むため、重量が上がってしまう。 また、身体が冷えすぎて低体温症にもなる。 雨に対する防御機構を持っている自称現人神たちでなければ難しい。 …
朝本格的にだるい、やばい。 完全に二日酔いで体が動かない。胃の中がぐるぐるする。 昨日の夜だったか、八雲商事のきれいどころの皆さんと酒を呑むぜと 意気揚々と参加したまでは良かったが、実は他の連中も結構酒が強いとは 計算外だった。 考えてみると、…
幻想郷は魔物が住んでいると言われている。 いや、魔物ばっかりとも言えるのですが、我々としても自衛をしなくてはいけないって話に なっておりまして。 そこで新たに開発されたのが、「所謂ビーム衛星」という妖怪の知覚外のところから ビームで狙い撃ちし…
幻想郷の建造物は日々、資材不足に苦しめられている。 元々耐震性を上げようと考える場合は、壁を増やす 筋交いを増やす そしてそれを金属で緊結するのが セオリーである。 ここに幻想郷の場合は、建造物に魔術を施すのだが、この魔術の正体が問題だ。 そも…
問題はこうだ。どうやって博麗の巫女にお金の使い方を教えるかということだ。 幻想の世界では、基本的に硬貨が強いというポイントがある。 これは、硬貨そのものが金属としての価値を持っているからである。 しかし硬貨は空を飛ぶ人妖には重すぎるし、飛行バ…
隙間妖怪に尋ねたところだが、何故八雲商事が幻想郷に物資を供給するのではなく「売る」のか。 幻想郷に必要な物資を供給するだけなら、対価は本来必要ない。ただ、物資を配給すればよい。 しかし実際にはその利益率はさておき、幻想郷の物資は基本的には全…
八雲商事の列車って色々安く済ませるために色々苦労しているわけなのですが たまにとんでもない代物がやってくるときがありまして、洒落にならないことがあります。 中にはこいつは幻想郷に持っていっては駄目だろうって代物もありまして、 たとえばガソリン…
八雲商事は幻想郷に無料で物資を届けているように見えますが実際はそうではありません。 一応どころかそれなりに利益は上げてます。 そうでもなければ予算がどうとか色々かつかつな動きにならないと思うのですね。 八雲商事の持ち出しが多いのは概ねインフラ…