□月 ●日  No2121 宗教ごっちゃまぜ


幻想郷にもいろいろな宗教が流入したりします。
まあ、宗教というのは大体人の生き方を定義するものでありまして、大変な世の中を暮すための
規範というのが正しいようです。 
しかし幻想郷ではカルト宗教などが入ってくる余地はまずありません。
この世界では「奇跡」が可視化されてしまうからです。


はっきり言って容赦ありません。
奇跡を可視化できる人なんてそうそういるわけではありません。
弟子が皆で教祖を持ち上げるなんてことはありますが、それすら通用しません。
奇跡を宗教のネタにする輩はあっという間に化けの皮がはがされます。
そういって破滅した人が幻想郷には多いです。幻想郷に行けば自分の奇跡が
広まると思っていたのでしょうけど本気で甘いです。


現実路線で思考するタイプのたとえばイスラム教とかは幻想郷にも何人かおります。
ここの宗教は一般的にはおおらかでありまして、たまにラマダン祭りに参加すると
妖怪入り乱れての騒ぎになります。この日になると、昼間は基本的に半分お休み
なので、妖怪と一緒に生活するという展開になりますが、それはほとんど
幻想郷では初期状態といえる事態であります。


ラマダン祭に博麗の巫女がやってくるのも珍しくありません。
どうみても飯をたかりに来ていますが、その辺は問題ありません。
飯をたかられてもお酒狙われても彼らは祭ですからあまり問題ではありません。


従いまして、ラマダン祭前になりますと俄イスラムな方が量産されます。
別に問題ないでしょという人が多いのも考え物です。
たまに食い詰めた妖怪とか博麗の巫女が、聖地の場所はどこですかとほざいていますが
本当、敬虔な信徒の方には誠に申し訳なくお恥ずかしい限りです。


ごめんなさい。