2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

□月 ●日  No1881 失敗した発明

幻想郷には色々変なモノも流れてくる。 酷いモノもたくさんやってくるので、発見次第都度破壊しないとならないとものが 結構ある。舐めると死ぬマウスパットとかがそれだ。 足の指先にエックス線を照射して骨が見えるという箱がある。 鉛のボディで、酷く重…

□月 ●日  No1880 魂斗羅

太平洋のとある場所 海底100メートル。オハイオ級原子力潜水艦。 普段は戦術核を搭載するこの艦にはもう一つの弾頭が存在する。 「MIMI」と名付けられたこの弾頭は射程距離8000キロメートル。 中にはとあるモノが仕込まれていた。 ICBMでありながら強…

□月 ●日  No1879 その後ヒーローショーになり資金回収に成功した

幻想郷で生活したいと言う、もしくは行ってみたいという方がいらっしゃいますが よっぽどの物好きか、向こう見ずか自殺志願者以外は行かない方が良いというのが常識でありますが 今日の場合は特に、幻想郷が見た目だけ危険になる日でしてこの日に幻想郷にた…

□月 ●日  No1878 当時はスプーンのみ

はじめて3馬鹿たちと会食したのだが、とりあえず奴らとの好感度はそこそこ 稼いでいると分かった地点で何より。何かを食べる際に、先に食べたのを確認してから 口に運んでいるのを見逃していないが。 お前ら毒喰らった位で死ぬ訳じゃないから。 とにかく大…

□月 ●日  No1877 立場逆転

幻想郷に居た人が顕界にやってきた場合、特に気をつけないと行けないのが犯罪などに 巻き込まれるケースである。たとえば交通事故を防ごうとしても、当たり屋がいれば その限りではなく、法の隙間を縫った悪党がいるのは幻想郷も顕界も同じだ。 で、免許持ち…

□月 ●日  No1876 最近までは常識でした。

ゾンビ製造器が、小兎姫のところに捕縛されたと聞いて引き取りに向かうことに。 機嫌が悪そうな小兎姫に事のあらましを聞いたところ、バングなるものを博麗の巫女に渡そうと したとかなんとかでとにかくまずいことは分かった。 ゾンビ製造器曰く、貴重で大切…

□月 ●日  No1875 時代は変わった

問題はこうだ。ハロウィンをどう説明するかと言うことだ。 去年に関しては命蓮寺の連中にハロウィンの説明をするのに結構な手間を要した。 もっとも、命蓮寺には一輪嬢がいるので、最悪の事態は想定しないで済んでいた。 しかし、何もかも分からない3馬鹿に…

□月 ●日  No1874 夢の機械

綿月姉妹が学習装置なる素敵そうな物体を持ってきて物議を醸し出す。 ヘルメットにコードがついた代物で、その先にはトランクサイズのコンピューターがついている。 人が夢にまで見た睡眠学習装置とのことだが、脳を休ませたり、記憶を定着したりすることが …

□月 ●日  No1873 経済概念

3馬鹿たちにお金のイロハを教えることになる。 何故か講師は糞狸ことマミゾウ。だんだん彼女がここにやってきた理由が分かってきて 頭が痛くなる。とにかく、彼女たちにお金のなんたるかを説明しないとならない。 聖徳王は10の悩みを同時に聞くことができ…

□月 ●日  No1872 弾幕技術史

スペルカード開発において、自称現人神「東風谷早苗」に採用されたスペルカードは ひとつのターニングポイントして八雲商事技術部で記憶されている。 ひとつの大きな飛躍があったことを紹介しよう。スペルカードはしばしば飛行状態で行われる。 すると相対速…

□月 ●日  No1871 Mじゃないから

比那名居の娘について言いたいことがある。 彼女は断じてM女ではない。あるとすれば不屈の精神と言う奴があるだけだろう。 それでもM女と言われるのは、同じことを何度も繰り返そうとするからである。 という話を本人から聞いたのだが、いまいち眉唾に聞こ…

□月 ●日  No1870 異文化コミュニケーション

聖徳王は仰った ここは魔法使いしかおらぬのかと。 分かっていたのだが、彼女たちには幻想郷の世界すらあり得ない未来世界である。 食べ物から、生活空間まで彼女たちにはあり得ない世界であった。 まず畳からして彼女たちの驚きはかなりのものだった。 彼女…

□月 ●日  No1869 死んでも愉しく

小兎姫からあほくさい電話連絡。どこどこにいる幽霊が立ち退きに応じないから 応援に着てくれと言う話である。久々に朝倉とセットで行動開始。 顕界のアパートの一室、現場にいたのは正座しているサラリーマン風の男。 私はこの人物に見覚えがあった。 小兎…

□月 ●日  No1868 幻想超音速

最近、空を轟音だけが駆け抜ける現象が起こっているのだとか。 バンという破裂音だけを残して幻想郷の高々度を飛び回っているらしい。 問題にならないのは、それがあまりに高い高度を飛んでいるようだということと その姿をまともに目撃できている者が天狗し…

□月 ●日  No1867 維持費問題

キョンシーが行き倒れになって痙攣しているのでなんとか薬屋に運ぶ。 死体だけにクソ重くて輸送が最悪すぎる。 もともとキョンシーは死体を輸送するためのテクノロジである。 大量に出来た死体を荼毘に付すために一時的にゾンビ化してから輸送し 火葬場へと…

□月 ●日  No1866 そしてマミゾウ

法界を仙界に改装完了。何かがおかしい気がするが、生活しやすいし 環境はいいので、結果オーライである。 それにしても法界の便が良すぎる。ちょっと足を伸ばせば魔界に行けるし なるほどこのまま仙界にしてもいいやという感じ。 どうせ連中は気づくまい。 …

□月 ●日  No1865 問題がおおい

まず、状況を説明しよう。もう連中のことは3馬鹿と言わせて貰うことにした。 多分誰のことか言うまでもあるまい。 まずやるべきは最低限幻想郷で暮らすための常識を学ばせることである。 まさか世代問題を再び目の当たりにするとは。 更に具合が悪いことに…

□月 ●日  No1864 後見人なしの悲惨

聖徳王たちの目論見通り、やつらは一応幻想郷に降臨した。 まあ、それで連中の奇跡が幻想郷を支配する なんてことはなく。 数日後には、仙人もどきが泣きついてきた。 何も物資が手に入らないのだ。 説明しよう。 彼女が生きた時代には貨幣経済が完全に機能…

□月 ●日  No1863 一応水際防御はしている

幻想郷では常識を捨てねばならないと誰かが言ったわけだが、 ぶっちゃけある程度の常識を常に持っていないと色々な意味で身を守ることが 困難である。 そんなわけで、私の装備の中から防毒マスクが刷新された。内容的には ほとんど顕界の防毒マスクと同じで…

□月 ●日  No1862 あたらしい朝がきた きぼうの朝だ

聖徳王がいきなり私たちのところにお辞儀をしてきたので少々騒ぎになる。 たいしたことはやってない。連中の体が粉みじんに吹き飛ぶように 博麗の巫女がとどめを刺した後に発破ボタンをおしただけだ。 問題は肉体を残さず消去だったが、例の扇子をリモートコ…

□月 ●日  No1861 日刊実話

今回は我らが明羅女史の話題である。彼女の身の回りの状況がいろいろ残念なので その辺のことを書いてみる。 ファンクラブの情報と天狗達のうわさ話を統合すると概ねこんな感じだ。 明羅女史は所謂「だめんず」という人種を拾いやすい特性があるようだ。 こ…

□月 ●日  No1860 ですレース2000

今年も裏町民運動会の季節がやってきました。 もっとも妖怪に荒らされまくっているので結構前から一般市民とは隔離されて行われています。 最近はデスレース2000みたいな代物になっておりそれはそれで大受けしています。 種目に年齢制限がつき、高い年齢…

□月 ●日  No1859 マジで大変です。

目の前に小兎姫が座っている取調室のとある一室。知り合いとはいえ関係は普段と違う。 それが今日の出来事だった。 要はあの聖徳王とかいう奴がどんな奴なのかを聞きたいのだ。 モニタリングした内容は公安に送っているのに、それでもあえてこちらに意見を聞…

□月 ●日  No1858 画竜点睛を欠く

八雲商事を襲撃したとかいうモーガンとかいう女が普通に帰国した模様。 事故扱いで勝手に戦闘機が墜落したってことになり、みんな避難していたもともあって 人的被害もゼロだった。 岡崎が非戦闘員だと思っていたことがすでに間違いである。 八雲商事を襲撃…

□月 ●日  No1857 再掘削

本日のお仕事。 再び埋められた地底の再掘削工事。 大師様には騒音や振動などでご迷惑をお掛け致しております。 例の神社のお姉さん。快く工事を引き受けていただき有り難うございます。 うちの早苗がまたおいたをしましてと言われましたが、大丈夫です破壊…

□月 ●日  No1856 ああ、面倒だ

この幻想郷にとって死というものの概念は色々難しいことになっている。 本来人は死んだら全てがリセットされて無となることが普通なのだろうが ココにいる場合死んでいるのか生きているのか分からなくなることが度々発生する。 たぶん顕界で同じような展開に…

□月 ●日  No1855 こんなものです

一度に10の質問を聞き分けるというアレであるが、本人がきちんと質問を理解して正しい答えを 出しているかどうかは別問題である。 この考えに至ったのはこの聖徳王と名乗る人物が私にこんな質問をしたからだ。 お金の概念はなんとかわかるが有価証券や株と…

□月 ●日  No1854 移住先候補

あれだ。これはこちらのミスだ。 正確には綿月依姫のミスだ。 肝心の本人は、自分がやんごとなき人物だから霊が集まっているのだと主張するだろう。 この際だからそういうことにした。というわけで綿月依姫には駆除しなくて結構と伝えておく。 お陰で中途半…

□月 ●日  No1853 敵に回したら即死

ちまたでは厄介な奴が復活するという噂があっても幻想郷は平常運転である。 この時期一番元気な妖怪もとい幻想郷の住民と言ったら秋姉妹であり、我々の間では そこら辺の神様や妖怪よりも立場が強い。たぶん、隙間妖怪並に立場は強い。 彼女の行動如何で幻想…

□月 ●日  No1852 「ほとんど無害」

聖徳王の体力が回復するまでこちらは放置。状況の説明ならびに報告。 その後公安と名乗る者の取り調べがあったが、長いのは綿月依姫のほうであり私は 比較的早く解放された。もっともお互いの見解は概ね一致しており、 綿月依姫の見解は「無害」私の見解は「…