□月 ●日  No1865 問題がおおい


まず、状況を説明しよう。もう連中のことは3馬鹿と言わせて貰うことにした。
多分誰のことか言うまでもあるまい。
まずやるべきは最低限幻想郷で暮らすための常識を学ばせることである。
まさか世代問題を再び目の当たりにするとは。


更に具合が悪いことに私自身も何か勘違いされている。
考えてみると進化しすぎた科学は魔法と変わらないと聞いたことがある。


もっと具合が悪いのは、ゾンビ製造器が博麗神社に住み着いているということだ。
これについては、幾つか解説する必要がある。
どうもこの博麗神社、彼女の目にはとてもお金が掛かった建物に見えるようなのだ。
確かにそれなりにお金は掛かっているが、彼女にとっては自分の常識の範囲内で
一番煌びやかに見えるようだ。


天狗達の力によって幾つかの謎が解決された。
実はあのキョンシーを作るには相当のお金が掛かる。そのため多くの道士は
法術アイテムを自作しているのだが。


あのゾンビ製造器が術を完成させるには時間と資金が掛かるのはわかっていたので
なぜ、彼女があれだけの完成度のキョンシーを生み出したのか疑問に思っていた。
そこであのキョンシーの動きを見て、どこからお金を手に入れていたのか
調べたわけだが。


金目の物は多分こいつが処理したのだろうなとおもうわけで。
とりあえず、キョンシーから暴利で買い取った奴は裸にフン縛ったと北白河から
連絡がきた。誰とは言わないが、そいつの顔は何故か穏やかだったことを
ココに記しておく。 たぶんお仕置きというより違う何かだったのだろうなと
思ったのは言うまでもない。