□月 ●日  No1861 日刊実話


今回は我らが明羅女史の話題である。彼女の身の回りの状況がいろいろ残念なので
その辺のことを書いてみる。
ファンクラブの情報と天狗達のうわさ話を統合すると概ねこんな感じだ。


明羅女史は所謂「だめんず」という人種を拾いやすい特性があるようだ。
この点に関してはまだ朝倉の方がずっとマシだ。まだ彼女の方が
男を見る目はあるし、その事実が彼女に彼氏を見つる行為を阻害している。
これは明らかに経験値の差であると思いたい。


閑話休題


ある女子社員が明羅女史を遊びに誘ったところ、彼氏と出かけると言われたので
悪戯心を出してストーキングすることにしたらしい。彼女の好む男性のタイプも
知りたいし、うまくいけばお零れを授かる可能性もある。


明羅女史携帯電話を開く、少し口論。
きびすを返す。女子社員の存在に気づいていたらしい。
どうやら、彼氏は用事があるので行けないらしい。ドタキャンだ。
怒らないのかと尋ねたら、様子見するようなことを言われたという。


そのままレストランで食事。
料理が出てきたところで明羅女史の携帯電話が鳴った。
今から大丈夫と言われた。 料理も出ているので早々に食べて出たらしい。
この段階で彼女の顔が少し怖くなった。さらに追っても構わないというので
嫌な予感がしたらしい。


しかも携帯電話は通話モードにしておいてと言われたとのこと。
つまり盗み聞きしろという意味だろう。


男は女子社員から見れば80点というべき細身の優男だった。
爽やかで結構身なりもしっかりしている。
そんな彼氏がデートでどこかに行こうとしたらなんと自宅へと連れ込んだ。
まさかと女子社員は思ったが、そこから先が斜め上過ぎた。


借金の連帯保証人になってくれといわれた。
思わずRECボタンを押したとのこと。そこから先は想像の通り
男の悲鳴、ドアの破壊音。 颯爽と出てくる明羅女史の図。
ざんねん。彼女の恋はここで終わってしまった。


まあそういうことで彼女の廻りを取り巻く現実は色々厳しいことがわかった。
かしこ。